2017年3月28日の日経モーニングプラスで、日本経済新聞編集委員の鈴木亮さんが、下記の内容について話されてました。
手元資金は、期末の決算短信などを見るとわかりますが、何をすると手元資金が増えるかを考えると、通常は業績が良くなると増えますが、3桁以上に増えている企業は、手持ちの資産を売って、現金を確保した様で、凸版印刷は、台湾の事業を売却したり、トヨタ紡織は、ヨーロッパの子会社を売却しており、三菱電機も、三菱総合研究所の株式を売却しているそうです。
つまり、本業にあまりシナジーがない場合や、過去に買収した企業が、思った様に業績に貢献してこない場合は売って、そのお金を本業に集中投資したり、自社株買いをしたり、配当を増やしたりする可能性があるそうですが、それらの企業を見つける時に、手元資金が増えている企業を見るとわかるそうで、今後何かニュースが出てくる企業と考えても良いかもしれないとの事です。
1位 凸版印刷 694.7%
2位 トヨタ紡織 178.4%
3位 三菱電機 148.9%
4位 オムロン 72.0%
5位 セガサミーHD 71.8%
6位 熊谷組 61.6%
7位 スズキ 56.4%
8位 日清製粉グループ本社 55.6%
9位 日立化成 52.0%
10位 小糸製作所 45.5%