2017年9月22日の東京マーケットワイドで、大和証券 シニアテクニカルアナリストの佐藤光さんが、下記の内容について話されてました。
上半期(4月から9月)末までの株価で、下半期の株価が占う事ができるかもしれないとの事で、TOPIXは、上半期10%を超えていて、9月22日の終値が1,664.61です。
そして、上半期の株価が10%を超えると、下半期も非常に強い事が多く、TOPIXの上昇確率は、9割以上で、平均騰落率は、プラス13.0%と非常に高くなっています。
株式市場は、下半期(秋から春)は強く、上半期(春から秋)は、弱い事が多いですが、上半期の弱いところを覆して、10%以上上昇する事になると、株式市場には、相当大きな上げの力が働く事が多く、それが、強い下半期に、よりダイレクトに働く可能性が高いそうです。
■TOPIXの1970年以降の上半期(4月から9月)のTOPIXの上昇率と下半期の動向
●上半期の上昇率10%以上になったのが11回あり、その場合の下半期(10月から3月)の上昇確率は、90.9%(10勝1敗)で、平均騰落率は、13.0%上昇。
●上半期の上昇率0%から10%未満になったのが13回あり、その場合の下半期(10月から3月)の上昇確率は、61.5%(8勝5敗)で、平均騰落率は、4.1%上昇。
●上半期に下落したのが23回あり、その場合の下半期(10月から3月)の上昇確率は、65.2%(15勝8敗)で、平均騰落率は、4.2%。
■日経平均株価の1970年以降の上半期(4月から9月)の日経平均株価の上昇率と下半期の動向
●上半期の上昇率10%以上になったのが10回あり、その場合の下半期(10月から3月)の上昇確率は、100%(10勝0敗)で、平均騰落率は、14.0%上昇。
●上半期の上昇率0%から10%未満になったのが14回あり、その場合の下半期(10月から3月)の上昇確率は、57.1%(8勝6敗)で、平均騰落率は、3.7%上昇。
●上半期に下落したのが23回あり、その場合の下半期(10月から3月)の上昇確率は、65.2%(15勝8敗)で、平均騰落率は、5.3%。
上半期の上昇率10%とは、TOPIXが、1663.86以上で、日経平均株価が、20800.19円以上なので、日経平均株価は、達成できるかは微妙なところですが、もし、来週9月29日までに、TOPIX及び日経平均株価も上昇率10%を超えた場合には、下半期は、相当株価の上昇が期待できるそうです。例え、TOPIXだけの達成でも、期待できる可能性が高いとの事です。
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