2019年3月22日のNewsモーニングサテライトで、東海東京調査センターの仙石誠さんが、下記の内容について話されていました。
権利付き最終日を迎える3月最終週には、季節的な買い手として、信託銀行経由のTOPIXの先物買いがあるそうです。
信託銀行のTOPIXの先物売買動向を見ると、3月と9月の最終週には、大きな買いが入っていて、これは、年金を中心とした、配当の再投資だといわれているそうで、今回の3月最終週(来週)には、信託銀行経由のTOPIXの先物買いが入ってくると、考えられる様です。
今季は、業績見通しを引き下げる企業も多かったですが、今回の3月は、前年よりも買い越し額が増加する可能性が高いそうで、10月から12月の利益が出たところでは、TOPIXの一株当たりの利益は低下傾向にありましたが、TOPIXの予想配当金は、ジリジリと右肩上がりに、上昇している様で、配当金が増加すると言う事は、その流れが、再投資の増加にも、つながって行くと考えられる様です。
足元では、売買代金が少ない日が続いていますが、配当の再投資で、大きな金額が入る事で、比較的大きなインパクトがあると、考えられるそうで、来週の株価上昇と、需給改善に期待が持てるとの事です。