1年で150万円から約3000万円にした投資手法 ザ・マネー 水曜日

2018年4月25日のザ・マネー~水曜日 視界良好!杉村商店で、元株式ファンドマネージャーのBコミさんこと、坂本慎太郎さんが、下記の内容について話されていました。

最近の個人投資家は、少ない額から始めて、億超えまで行く人があまりいないので、坂本慎太郎さんは、ご自身で、2017年3月に150万円で投資を開始して、足元の投資金額は、約3000万円に増えたそうです。

小泉改革の第一次デイトレブームでは、ポコポコ億超えまで行く人がいたそうで、今はあまりいないそうです。しかし、儲かる人は、売買が上手なので、ずっと儲かり続けている様です。

そこで、個人投資家でも、きちんと売買を行えば、億超えまで行く事を見せたいと思い、今回のチャレンジを行ったそうです。

マネックス証券さんでも、トレードステーションのプロモーションを行っていたので、それを兼ねて、その口座を使い、取引状況を見せながら売買していたそうです。
Tradestation(トレードステーション)
マネックス証券

坂本慎太郎さんは、これまでは、プロで6年の運用をやってきて、久しぶりに、個人投資家になったそうで、個人で運用するのは、学生を卒業して以来との事です。

これまでは、ディーラーの時は、空売りは、信用取引を使っていましたが、プロから個人投資家になるに当たり、信用取引も勉強したそうです。

1年間で、150万円から約3000万円にしたそうですが、相場が一本調子で良かったわけではないので、ポジション管理が、結構難しかったそうで、坂本慎太郎さんが、ご自身で作ったルールが、早く、3000万まで行きたいと思い、レバレッジをしっかりかけて、常にフルポジション投資をして、信用の維持率を毎日極力30%に近づけることにした様です。
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最初の頃は、1銘柄に集中して売買して、分散して投資し始めたら、収集がつかなくなったり、大きな下げの時に、ものすごい収益が減ったり、困った事がたくさんあったそうです。

口座は、複数の口座(メイン口座、IPO、株主優待、デイトレ、インフラファンドなどの高配当の長期投資)に分けていたそうで、その中の一つで、フルポジションで、運用したそうです。

口座を分けた時の利点は、資金分散がキレイにきくそうで、エントリータイミングも分散化するそうで、投資家の性格により、熱くなるタイプと、冷めてしまうタイプの2タイプあると思いますが、熱くなるタイプだと、損をすると、どんどんお金を投資してしまう様で、冷めてしまうタイプの場合は、損したら面白くないので、止めてしまうタイプだそうです。
坂本慎太郎さんは、熱くなるタイプなので、口座を分けたそうです。

そして、口座を分けると、証券会社ごとの制度や、手数料等の特色を活かす事もできるとの事です。

2018年4月は、-601,734円と、9ヶ月ぶりにマイナスになってしまったそうですが、それほど問題にはしていないそうです。
この様に、大きなマイナスになってしまった時に、無理して取り返そうとすると、メンタルが痛むし、手法もブレるので、ここれは、冷静に対応する事が重要だそうです。

●投資金額が少ない時の売買のポイント
資金が少ないので、銘柄を一極集中したそうですが、高いレバレッジの一点投資なので、細心の注意が必要です。

●投資金額が1000万円位時の売買のポイント
資金の集中と、分散を使い分けたそうです。
500万円台と1000万円を2回往復してしまった様です。
資金が1000万円位になると、フルポジションで、3000万円まで投資する事ができるので、様々な戦略が取れるとの事です。
そして、一点集中の勝負は、しないルールにしたそうです。

●投資金額が1500万円位時の売買のポイント
1500万円位を超えてからは、ヘッジを始めて、ヘッジをかける事で、2月や3月の下げ相場に対応して、その辺から空売り戦略を取り入れたそうです。

今回の急落後の動きで注意すべきだったポイントは、高値を買ってはいけないかったそうで、これで、やる気を無くした投資家がたくさんいたのではないかと、考えているそうで、これから戻ると思って買うと、そこが株価の天井で、利益を上げられると思った人達が、全員跳ね返されてしまったそうで、下値で切らされている人も多いのではないかとの事でした。

株価が高いところで、買いを入れるのは、良くないそうで、つまり、押し目買いが良いそうです。
そして、急落した場合には、もみ合いが3ヶ月位続くので、それを頭に入れながら、押し目買いをしていかないと、厳しかったとの事です。

坂本慎太郎さんが、相場を捉える上で一番大事にしているのが、需給と業績で、個別株も当然そうですが、その前に、マーケット全体の需給と業績があり、この需給は、投資家別売買動向を見て、今は、外国人投資家が、売っているか、買っているかを確認するそうです。

つまり、外国人投資家の中で、何系(フランス系、欧州系など)の投資家が、株を購入しているかを確認する様で、例えば、欧州系であれば、オイルマネーなどのお金だとの事です。

そして、その投資の期間が短い場合もあり、3ヶ月単位で売買されたりするそうですが、この様な動向を確認します。

更に、その上で、全体の業績が大事で、どの様な銘柄が、上方修正したかなどを、自分でエクセルに記載して、四半期毎に、どの位の業績の伸びがあったか、ずっとチェックをして、そこで、様々な法則が出てくるそうですが、業績が、前年同期比で、10%以上伸びている様であれば、株価が一気に上昇する過去の例があるそうで、それが起こったのが、2017年10月位からの様です。

この時期に日経平均株価が上昇したのは、日経平均採用銘柄の業績の伸びが、二桁増になる事が、ほぼ確定したので、外国人投資家が、日経平均採用銘柄に、買いを入れてきたそうで、株価の上昇につながったそうです。

今年の株価が下落している要因は、外国人投資家が、日経平均採用銘柄が、減益になるのではないかと、考えているからの様です。

ザ・マネー 視界良好!杉村商店| ラジオNIKKEI



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