2018年7月25日の日経モーニングプラスで、BSジャパン解説委員の豊嶋広さんが、下記の内容について話されていました。
今テーマになりやすいと思うのが、猛暑関連ですが、一番売れていると考えられるのが、エアコンだそうで、富士通ゼネラル、三菱電機、ダイキン、パナソニックなどの大手4社の株価を6月29日を100として比較したところ、株価が上昇しているのは、富士通ゼネラルだけだそうです。
ダイキンは、エアコンが主力事業ですが、グローバル企業で、更に、家庭向けのエアコンは売れているそうですが、法人向けのエアコンは、暑いからと言って、急にエアコンを購入する事はないので、業績にはあまり関係が無い様です。
そして、パナソニックや、三菱電機は、複合展開しているので、暑さよりも、米中の貿易戦争の影響が大きい様です。
野村證券が7月24日に出した「猛暑と花粉量の関係」のレポートでは、猛暑の翌年の花粉量が多くなる傾向があるそうで、気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏の翌年は、発芽が多くなり、花粉が飛びやすくなるそうで、これは、東京都対象とした17年間の調査でも、データとして、裏付けられているそうです。
野村證券は、28社の花粉症関連銘柄を紹介していたそうですが、その一部が紹介されていました。
ドラッグストアのマツモトキヨシ、サンドラッグ、マスクの帝人、花粉症用点鼻薬のロート製薬、花粉症薬のキョーリン製薬、空気清浄機のダイキン、パナソニック、シャープ、花粉症用メガネのジンズ、そして、花粉症情報アプリのウェザーニューズです。
●(株)マツモトキヨシホールディングス【3088】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●(株)サンドラッグ【9989】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●帝人(株)【3401】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●ロート製薬(株)【4527】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●キョーリン製薬ホールディングス(株)【4569】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●ダイキン工業(株)【6367】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●パナソニック(株)【6752】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●シャープ(株)【6753】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●(株)ジンズ【3046】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●(株)ウェザーニューズ【4825】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
野村證券は、28社の銘柄が、TOPIX(東証一部の平均)に対して、どれ位株価が上回っているか調べたそうで、花粉量が多い年は、その前の年の10月からTOPIX(東証一部の平均)を上回るパフォーマンスを出す傾向があるそうで、6月末時点では、8%強上回る様です。
眼の前にある貿易摩擦と言う課題は、非常に先が読みにくいので、長い目で銘柄を見ると言うのも、一つの手だそうです。