リバウンドを狙うのであれば… 東京マーケットワイド

2016年4月12日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。

●PER15倍の壁
PER15倍になったのは、60営業日で7回(全体の1割)だけなので、現状はPER15倍が限界
1月2回、1月4日 PERが15.18、1月5日 PERが15.13
2月2回、2月1日 PERが15.28、2月2日 PERが15.15
3月3回、3月25日 PERが15.03、3月28日 PERが15.20、3月29日 PERが15.15

●16,000円以下の水準になった日(1月と3月はなし)
2月は、15,000円台でPERが13倍だったが、4月は15,000円台でPERが14倍なので割安感はない。もし、企業決算が1割減益であれば、PER15倍は割高であるので、上値を買えない。
2月10日の日経平均は、15,713で、PERが13.76
2月12日の日経平均は、14,952で、PERが12.97
2月17日の日経平均は、15,836で、PERが13.83
2月19日の日経平均は、15,967で、PERが13.90
2月24日の日経平均は、15,915で、PERが13.77

4月5日の日経平均は、15,723で、PERが14.06
4月6日の日経平均は、15,715で、PERが14.07
4月7日の日経平均は、15,749で、PERが14.11
4月8日の日経平均は、15,821で、PERが14.32
4月11日の日経平均は、15,751で、PERが14.22

●戻るのは売られ過ぎた時だけで、今年の上昇場面は、下記の2回
今年に入ってずっと下がっているイメージであるが、2回大幅上昇している、こんなに上がった要因を考えると、1月21日と2月12日は、その時点では売られ過ぎたからである。
1月21日の安値16,017円、2月1日に戻り高値17,865円で上昇幅1,848円(+11.5%)
2月12日の安値14,952円、3月14日に戻り高値17,233円で上昇幅2,281円(+15.3%)

●売られ過ぎのシグナル
売られ過ぎのシグナルは、PER13倍、20日移動平均線からのマイナス乖離率が二ケタ、騰落レシオが一ヵ月移動平均で70%以下、空売り比率は40%前後、1日の新安値の数が500を超えたら瞬間安値、これらの条件が揃うと、10%位戻るので、リバウンドを狙うのであれば、この様な条件を待つ必要がある。
1月21日の日経平均16,017円、PER13.32、20日移動平均線からの乖離率-10.6、騰落レシオ49.1、空売り比率39.4、新安値の数746
2月12日の日経平均14,952円、PER12.97、20日移動平均線からの乖離率-11.1、騰落レシオ63.7、空売り比率40.4、新安値の数1,023

今買えるのは、売られ過ぎた時だけなので、15,900円で買ってはいけない。利食う幅がない。

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