2019年3月22日の東京マーケットワイドで、大和証券 シニアテクニカルアナリストの佐藤光さんが、下記の内容について話されていました。
3月26日が、権利付き最終日で、3月27日が、権利落ち日となりますが、2000年以降の権利落ち日の株価の騰落を見ると、権利落ち日は、配当分などにより、通常は、株価が下がりやすい日ですが、この下がりやすい権利落ち日に、株価が上がった事も多い様です。
そして、権利落ち日に、株価が上がった場合には、年末に向けて株価が上昇した事が多いそうで、逆に、権利落ち日に、株価がマイナスになってしまった時には、その後、年末に向けても、株価が下げてしまった事が多いとの事です。
2017年3月29日の権利落ち日は、+14円と、わずかですが、日経平均株価はプラスで終わり、その後、年末まで大きく株価は上昇しましたが、2018年3月28日は、権利落ち日に、-286円と、株価が大きくマイナスなったので、年末に向けては、株価が大きく下落したそうです。
その為、今年も3月27日の株価が上がるか下がるかで、年末までの株価を示唆する材料の一つになる可能性もある様です。