2018年2月5日のNewsモーニングサテライトで、元お笑い芸人の井村俊哉さんが、下記の内容について話されていました。
元お笑い芸人の井村俊哉さんは、株の取引をしながら、経済通の芸人としてアピールしていたそうで、更に、猛勉強して、中小企業診断士の資格を5年前に取得したそうです。
井村さんは、2005年から100万円で、日本株の売買を開始して、芸人活動の合間を縫って、安いと感じた株を売買していたそうですが、当初は、ほとんど利益が出せない状態だったそうです。
そうした時に、保有銘柄の一つが上場廃止となり、資金が半分に減ってしまったそうです。その時は、決算書は読んでいなかった様です。
そして、その時、失敗してしまった理由は、何で安くなっているかを探って、自分なりに株価が持ち直すストーリーが、考えられなかったので、ダメだったのではないかと話していました。
2013年の結婚を機に、本格的に投資をしようと決意を固めて、再度100万円で、月10万円の利益を目標に、デイトレード、中長期トレードなどを行い、
2013年のアベノミクスで、資金が6倍から7倍になったそうで、数百万クラスから、数千万クラスになったそうです。
その後の取引で、300万円から、400万円位の大きな損を出した日があり、相場が終わった後、失意の状態で、娘をあやしていたら、奥さんに「そんな顔で、娘を抱かないで」と、
怒られたそうで、その時、家族と穏やかな時間を持てる方法を模索して、自らにルールを課したそうです。そのルールが下記の2つです。
●投資スタイル1 ドキドキするほどは、買わない。
全く取引を一度もしなかった月もあるそうで、保有銘柄は、3つ前後。
●投資スタイル2 決算書を重視
不必要な売買はしない様に方向転換したそうで、このスタイルを守る為に重視しているのが、決算書で、
前年比で3割位伸びている会社を見つけて、売り上げの伸びよりも、PER(株価収益率)が低かったら、安いと判断しているそうです。
つまり、売り上げ30%増以上で、PER30倍以下の企業ならば、株価が割安と判断していて、参考にするのは、この2つの指標だけだそうです。
上記のルールを設けた事で、安定して結果が出せる様になり、2017年春の運用額は、1億円を超えたそうです。
尚、井村俊哉さんは、中小企業診断士の資格を持っているので、ホームページ上にある企業の決算短信などを見て、研究されていると思いますが、楽天証券に口座をお持ちの方は、下記の方法で、各企業の決算短信などを見ずに、売り上げ30%増以上で、PER30倍以下の企業を探す事が可能です。
尚、楽天証券以外の証券会社の場合も、下記の様な、スクリーニングツールがあると思います。
楽天証券に口座を作成して、ログイン後、メニューから国内株式を選択して、その下に表示されたメニューのスーパースクリーナーをクリックします。
そして、スーパークリーナー一覧の右側にある”Myスクリーナー”をクリックします。そして、Myスクリーナー1を選びます。
1.画面左下の”詳細検索項目”の”+検索条件を追加”をクリックすると、詳細検索項目が表示されます。
一番画面左にある財務の上から12番目売上高変化率をクリックして、左側に表示された最小値を30にします。
2.売上高変化率の下にある”+検索条件を追加”を再度クリックすると、詳細検索項目が表示されます。
画面真ん中にあるコンセンサス情報の1番目のPER(株価収益率)(予)をクリックして、左側に表示された最大値を30と入力します。
これだけの内容で、売り上げ30%増以上で、PER30倍以下の企業を探す事ができると思います。
尚、これに、下記の内容を追加すると、より上がりやすい銘柄を探せるのではないかと、思っています。
3.”+検索条件を追加”を再度クリックすると、詳細検索項目が表示されます。
一番画面左にある財務の上から15番目の売上高営業利益率をクリックして、左側に表示された最小値を10%に設定
4.再度、”+検索条件を追加”を再度クリックすると、詳細検索項目が表示されます。
画面右側にあるコンセンサス情報の株価移動平均線からの乖離率(%)をクリックして、左側に表示された”5営業日前”の最小値を0から最大値5に設定します。
これで、売り上げ30%増以上で、PER30倍以下と言う内容に、利益が出ていて、5日移動平均線の上に株価が出ている可能性のある銘柄を探せると思います。
ただ、最終確認は、検索されて出てきた企業のホームページ上の企業の決算短信などで、詳細を確認した方が良いと思います。
上記の説明を見ても、理解できない場合は、下記の動画が参考になると思います。
スーパースクリーナーを使った銘柄分析方法を動画で解説! | 勉強会 | 楽天証券