中期線(3ヶ月移動平均線、100日移動平均線)が下向きだと下落基調:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見

2018年3月27日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。

直近5年間では、新年度入直後の4月の第一週又は、2週目に、日経平均株価は安値を付けているそうで、3月23日金曜日に、日経平均株価は、全面安になりましたが、全面安になった後は、その後1回では終わらずに、全面安になる程の材料なので、蒸し返す事があるそうです。

現在、3ヶ月移動平均線、100日移動平均線の両方とも、下向きになっていて、これらの中期線は、完全に調整局面である事を示しているので、株価が5日移動平均線を超えたり、1ヶ月移動平均線に向かって行く事があっても、短期の戻りのサイクルに止まってしまうそうで、その理由は、より長期の移動平均線の方が、価格支配力が強いからで、3ヶ月移動平均線、100日移動平均線が上向きにならないと、株価は、上昇局面にはならないそうです。

3ヶ月移動平均線が、2月5日から下向きとなり、100日移動平均線の傾きも、3月20日から下向きになってしまったそうで、3ヶ月移動平均線も、100日移動平均線も下向きだったのは、2015年以降では、下記の3回だそうです。

●人民元ショック
2015年8月21日から11月19日までの59日で、9月29日に日経平均株価は16,930円の安値を付けました。
●原油急落・円高
2016年1月6日から4月14日までの68日で、2月12日に日経平均株価は14,952円の安値を付けました。
●ブレグジット(イギリスのEU離脱選挙)
2016年6月2日から8月26日までの60日で、6月24日に日経平均株価は14,952円の安値を付けました。

上記の内容を見ると、下落の日数が、3ヶ月続いているので、中期線の調整期間は、小回り三月の3ヶ月となっているので、今回は、3月からなので、このまま行くと、6月まで調整となってしまいます。

もし、連休明けまでに、株価がかなり上がって、3ヶ月移動平均線又は、100日移動平均線が、何らかの理由で上向きに転じないと、この調整局面は、長引き4月から6月に今年の安値を付ける可能性もあるそうです。

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