2019年3月5日のNewsモーニングサテライトで、DZHフィナンシャルリサーチの東野幸利さんが、下記の内容について話されていました。
今週末に、メジャーSQ算出がありますが、メジャーSQ前後には、相場の短期的な分岐点になる事も多い様ですが、過去のメジャーSQ日を1として、その前後20日間の動きを、2006年から2018年の平均値でみると、下記の様な動きとなっているそうです。
6月のSQ日までは、軟調な事が多いですが、SQ後は下げ渋り、あまり大きな動きは無い様です。
9月のSQ後は、少し上昇した後で、少し弱含む事が多い様です。
12月は、SQ日に向けて、株価は堅調な事が多く、12月は掉尾の一振があるので、SQ後は上昇しますが、買いが一巡すると、その後は、若干下落する傾向があります。
3月は、SQ日に向けて、株価は堅調な事が多く、更に、SQ後も、堅調な動きが続く傾向にある様で、その理由は、年度末の配当狙いの買いが入るのと、期末のドレッシング買いや、新年度相場への期待感、月末に向けての年金資金などの配当再投資の要因などの季節的な要因が、強く相場に現れやすいそうです。
今回のSQ後の動きについては、足元まで、日経平均株価の上昇は長く続いているので、今週末に向けては、調整含みの可能性もある様ですが、需給要因を背景に、円安が進行したり、米中の通商合意に対する期待感が強まってくれば、SQ後も株価上昇の可能性もある様です。