2019年4月2日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。
現在の3ヶ月移動平均線は、20,998円に位置していますが、3ヶ月移動平均線が上向きで、株価の終値が、3ヶ月移動平均線の上にあり、この3ヶ月移動平均線を下値支持線にしている状況では、過去のデータでは、絶対に上値をトライ(上昇傾向)している様です。
■3ヶ月移動平均線が上向きで、株価の終値が、3ヶ月移動平均線の上にあった時期
・2016年8月29日から2017年3月17日までの136日で、この時の高値が、3月13日
・2017年4月26日から2017年7月28日までの64日で、この時の高値が、6月20日
・2017年9月19日から2018年2月2日までの92日で、この時の高値が、1月23日
・2018年5月8日から2018年6月26日までの36日で、この時の高値が、5月22日
・2018年8月24日から2018年10月10日までの31日で、この時の高値が、10月2日
・2019年3月19日から継続中
その為、この3ヶ月移動平均線が上向きの状態が続くかどうかが重要ですが、日経平均株価が、2万1,000円を割らない限りは、後2ヶ月は、この状況が続くので、5月の連休明け位には、今回の高値になるかもしれないとの事です。
この3ヶ月移動平均線が上向きで、株価の終値が、3ヶ月移動平均線の上にある状況では、1回の例外もなく、高値を取りにいっていた様で、逆に3ヶ月移動平均線が下向きで、株価の終値が、3ヶ月移動平均線の下にある状況では、1回の例外もなく、安値を取りにいっていたそうです。
つまり、確率は100%となっているのですが、荒野さんの考えでは、今回1年移動平均線を抜けるとは、考えられないそうで、今回上値を取れるかどうかは、確信がない様です。
しかし、過去データを信じれば、上値を取りに行くと考えられますが、直感で行くと、1年移動平均線超えられないとも、考えられるとの事で、もし、アメリカ株が、新高値を取れば、日本株も、1年移動平均線を抜けられる可能性もある様です。
■現在の日経平均株価の週足のチャートです。60日(3ヶ月)移動平均線が上向きになっています。
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