2018年2月相場は指標が最低水準:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見

2018年3月6日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。

下記の様に、2018年2月の相場は、円高で、強い売り圧力で、ボラティリティ(変動)が高まって、PER(株価収益率)低下と言う状況でした。

■2月平均
1.ドル円相場は、107.89円で、これは、トランプ大統領開始前の2016年10月の103.80円以来の円高。
2.空売り比率は、43.2%で、過去最高で、2016年8月の41.4%を上回る数値です。
3.日中値幅は、359円で、新興国ショックの2016年2月の416円以来の高さ。
4.PERは、13.41倍で、ブレクジット(イギリスのEU離脱)の2016年6月の13.43倍を下回る低さで、アベノミクスでは最低。

上記のどれかの要素が解決しないと、株価の上昇は無い様です。

●2017年12月の月中平均は、ドル円相場112.93円、空売り比率37.4%、日中値幅173円、PER15.02倍
●2018年1月の月中平均は、ドル円相場110.73円、空売り比率38.9%、日中値幅210円、PER15.58倍

2017年12月と、2018年1月のデータを見ると、1ドル110円を超えていれば、日経平均株価は下落しないそうで、空売り比率が、40%を超えて、日中値幅が高くなると、株価の上昇は難しくなり、2017年12月及び2018年1月PERは、15倍を維持していましたが、2月は、13倍になってしまっています。

ドル円が105円から108円の間だと、日経平均株価を、押し上げる事はできないそうですが、今は、108円を超えてくれば、上値は軽くなる可能性があるそうです。

尚、日経平均PERの状況は、下記のサイトで確認可能です。
日経平均PER PBR 日経平均株価適正水準
空売り比率の状況は、下記のサイトで確認可能です。
空売り比率 日経平均比較チャート

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