相場師朗の株塾:日足と週足から見る売買戦略

2017年11月21日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されてました。

日足チャートでは、1本が1日なので、買い玉を持っていて、5日移動平均線の上に、ロウソク足がある場合は、例え陰線が出ても、切らないで、その後、一度ロウソク足が横ばって、まだ、逆半分の法則(5日移動平均線をロウソク足が、陰線で半分以上、下げたら売りを入れる)にはなっていない状態でも、まだ切らずに、また、ちょっと上がって伸び悩んで、そうすると、5日間の平均が5日移動平均線なので、徐々に5日移動平均線が、横に寝てくる様になります。

売る人よりも、買う人が多いので、株価は上昇しますのが、売り買いが拮抗してくると、ロウソク足が、横に並んで、2日間ロウソク足が並んだだけでは、5日移動平均線は、横ばいませんが、3日間位横並びになると、5日移動平均線は、5日間の平均なので、横ばってきます。この状況は、そろそろ買いの圧力が弱ってきた事で、手仕舞う事となります。

週足の場合は、3本横ばいになると、5週移動平均線が横ばいになりますが、3本横ばいは、つまり、3週間横ばいになる事になるので、3週間横ばいになると、日足で見ると、15本ロウソク足が、横ばいになると言う事となり、3本横ばいになってから、行動すると遅く、ムダな資金と、ムダな時間を使ってしまう事となります。

週足の場合は、ロウソク足が小さくなって、横に2つ並びそうになったら、一旦、持ち株を切った方が安全だそうです。

相場師朗さんは、最近、受講生の売買動向を見ているそうですが、買いを持っていた場合には、上がるまで株を持ってしまったり、売りを持っていた場合には、下がるまで株を持ってしまったりするそうで、そうすると、逆に動いてしまったら、引くに引けなくなって、塩漬けになってしまう事となります。その為、週足で、2本横ばいで一度切っておいた方が良い様です。

もし、2本横ばいの2本目が陽線だったら、持っていても良いかもしれませんが、もし、ロウソク足が小さくなって、横に2本並んだ時は、下から玉を持っている人にとっては、プラスもマイナスもなく、株価があまり動いていないので、気をつけながら見ていて、買いで株を持っている場合は、日足ベースで、逆半分の法則(5日移動平均線をロウソク足が、陰線で半分以上、下げたら売りを入れる)で、下に抜けそうであれば、一度、買いを切っておいた方が良いとの事です。

多くの人は、週足が横ばっても、上がると思って、買い玉を持っていて、気がついたら、2ヶ月位持っている場合があり、チャートをたくさん見ると、この様な場面はよくあるそうで、横ばいの場合は、抜けてからあらためて買いを入れれば良いので、週足が横ばってきたら、一度切った方が良い様です。

    



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