相場師朗の株塾:ファンダメンタルズ投資と、テクニカル分析を比較

2018年1月16日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されていました。

投資をしていると、上手く行かない事が必ず起こりますが、最小単位でエントリーをして、早め早めの手仕舞いをしていれば、大きな傷にはならないですが、失敗した時には、失敗した理由を考える必要があります。しかし、ファンダメンタルズ投資を行っていると、失敗の理由がわからないそうです。

その理由は、ファンダメンタルズ投資では、後講釈が出来てしまうからだそうで、例えば、5期連続の増益だったので、株価が上がると思って買ったら、下がってしまった事を反省する場合は、PER(株価収益率)が高い銘柄を選んでしまったからだったと反省して、その為、その次の時には、5期連続の増益で、PERが上がり過ぎていない銘柄を買ったとして、その後、なぜか株価が下がってしまった場合は、今回の理由は、「新商品が無い」、「社長が交代した」、「為替の影響」などと、後で無限に失敗した理由が想像できてしまいます。

この様に、何でも理屈付けができてしまうのが、ファンダメンタルズ投資で、しかし、テクニカル分析で使うチャートの場合は、5日移動平均線、20日移動平均線、60日移動平均線、節目、前の高値、前の安値、陽線、陰線などしかないので、あらゆるバリエーションで、理屈を付ける事ができない為、相場師朗さんが教えているテクニカル分析を使って、取引を反省すれば、次回にほぼその反省内容が生きてくるそうです。

必ず、売買をしていると失敗はするので、その時に、失敗の原因を探って、そこでその失敗を自分技法として取り込んで、一歩ステップアップする事を繰り返すと、良いそうです。
失敗すると、その後株の売買状況を見たくなくなってしまいますが、失敗した時こそ、その失敗の原因を分析する事が重要となります。

相場師朗さんは、長年売買をしているので、最近は失敗しないそうで、失敗しない理由は、失敗しそうなところでは入らない様にしているからだそうです。

一般の人が失敗してしまう事が多いのが、もみ合いの局面で、移動平均線が、何本も横ばいで、接近している時は、どちらに動くかわからないので、その状況を抜けてから、売買すると、利益が出せるそうです。
これは、たくさんチャートをリーディング(チャートの動き読む)とわかる様になるそうです。

    



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