大統領就任2年目に株価が下落すると、3年目は株価が大きく上昇する? 東京マーケットワイド 

2019年1月18日の東京マーケットワイドで、大和証券 シニアテクニカルアナリストの佐藤光さんが、下記の内容について話されていました。 

アメリカ株は、非常に堅調な動きとなってきている様ですが、2019年1月20日で、トランプ大統領が就任してから、丸2年になるそうで、
トランプさんが大統領に就任されてから1年目は、非常に株価が上がり、1年間で31.5%上昇したとの事で、歴史的な大統領の一人のなった様です。

しかしながら、トランプ大統領の2年目は、一転して、マイナス6.5%(1年までは残り1日あります)になってしまいましたので、株価を気にしているトランプ大統領にとっては、不本意な結果となってしまった様です。

大統領の任期3年目の株価は上がりやすいと、よく言われていますが、2019年1月21日より、トランプ大統領は、3年目に入り、次の大統領選挙に向けての動きも出てくるので、経済を持ち上げるインセンティブが、働きやすくなる様です。

その大統領の任期3年目の中でも、特に良く株価が上がったケースは、今年のトランプ大統領の様に、就任2年目に株価が低迷していた大統領(ブッシュ(子)、クリントン、ブッシュ(父))の時で、この様な時は、下記の様に、3年目の株価の上昇率は、かなり大きくなっていたとの事です。

■大統領就任日からのNYダウの騰落率
●トランプ大統領:就任年2017年、1年目の騰落率は、+31.5%、2年目は、-6.5%(1月17日まで)
●オバマ大統領:就任年2009年、1年目の騰落率は、+33.4%、2年目は、+11.5%、3年目は、+7.6%、3年目は、+7.3%
●ブッシュ(子)大統領:就任年2001年、1年目の騰落率は、-7.7%、2年目は、-12.1%、3年目は、+22.6%、3年目は、-0.5%
●クリントン大統領:就任年1993年、1年目の騰落率は、+20.0%、2年目は、-0.6%、3年目は、+34.0%、3年目は、+32.0%
●ブッシュ(父)大統領:就任年1989年、1年目の騰落率は、+19.8%、2年目は、-1.2%、3年目は、+22.9%、3年目は、-0.4%
●レーガン大統領:就任年1981年、1年目の騰落率は、-11.0%、2年目は、+26.6%、3年目は、+17.6%、3年目は、-2.5%
●カーター大統領:就任年1977年、1年目の騰落率は、-19.0%、2年目は、+7.8%、3年目は、+3.5%、3年目は、+9.6%
●ニクソン大統領:就任年1969年、1年目の騰落率は、-16.5%、2年目は、+9.3%、3年目は、+7.1%、3年目は、+12.7%
●アイゼンハワー大統領:就任年1953年、1年目の騰落率は、+0.4%、2年目は、+35.9%、3年目は、+18.2%、3年目は、+2.8%

就任2年目に株価が低迷していた大統領ほど、3年目によく上がると言うのは、株価の水準が低くなる事により、株価が上がりやすいと言う面もありますが、2年目に株価が低迷したからこそ、再生戦略に対する危機感の様なものがあり、それが政策にも反映していた様で、マーケットは、期待感も含めて、株価を大きく押し上げたとの事です。

その為、トランプ大統領の財政政策にも期待できると考えられるので、この事が、今年の株価を支えになる可能性がある様です。

残念ながら、佐藤光さんの動画は、下記の動画一覧では、見ることはできません。通常は、東京マーケットワイドの金曜日の14時位からライブで見ることができます。または、14時以降でも、2時間位は、時間を戻して再生する事も可能です。
尚、ライブで見る場合は、無料の会員登録が必要です。
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