銘柄を選ぶには、配当利回りと配当性向  マネーの羅針盤

2月6日のマネーの羅針盤で、コモンズ投信の糸島孝俊さんが、「マイナス金利時代の投資術」について説明されていました。

日銀の低金利政策により、銀行にお金を預けてもほとんど金利が付かないので、資産防衛と言う意味で、銀行の定期預金より、株式投資の方が魅力がある。

TOPIX上位100のうち今期純利益赤字予想の東芝、キリンHD、JXHDを除くと、配当利回りは、0.5が5社、1.0%が13社、1.5%が14社、2.0%が18社、2.5%が18社、3.0%が7社、3.5%が8社、4.0%が4社、4.5%が8社、5.0%が1社、5.5%が1社ある。

配当利回り2.0%以上の銘柄がかなり多く、銀行の定期預金と比べるとかなり配当が高いので、株式投資の方が魅力がある。5.0%以上の株もありかなり魅力を感じるが、配当利回りは、株価に対する配当金の割合なので、4.0%から5.0%の銘柄は、業績が悪かったので、株価が大きく下がり、配当利回りが上がっている可能性も高いので、減配のリスクにも
注目する必要があるので、糸島孝俊さんがお勧めするのは、配当利回り2.0%から3.0%で、これらの安定成長の企業で、数十年は倒産リスクの無い様な会社で、更に景気に左右されない様な会社は、資産防衛に向いていると思われる。

配当当利回り2.0%から3.0%の会社から更に配当性向を確認する。配当性向(%) =1株当たりの配当額 ÷ 1株当たりの当期純利益 × 100」で計算され、純利益から配当金を支払った割合が出される。

一見、配当性向が高い企業の方が良い様に見えるが、高いと言う事は、配当を沢山出しすぎているので、設備投資やM&Aなどが少ない可能性が高いので、将来成長しない可能性もある。若い会社の場合は、どんどん成長するので、配当するより攻めた方が良いので、配当性向が低い会社が多い。

つまり、配当性向は、企業の成長性やライフサイクルによって違うので、一言では言えないが、資産防衛と言う観点から見ると、安定した配当ができる企業を選ぶ必要があるので、配当性向は30%程度が望ましいと思われる。

銘柄を選ぶには、業績、配当利回り、配当性向を見て判断した方が良いとのご意見でした。

配当性向(単体)(低い順) 2015年度 決算情報ランキング(株価・銘柄・決算) | 全市場の全業種 (201~220件) – みんなの株式 (みんかぶ)
配当利回り(会社予想):株式ランキング – Yahoo!ファイナンス

マネーの羅針盤:テレビ東京



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