2018年8月21日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。
下記のデータを見ると、2018年2月14日に空売り比率が46.5%で、安値のピーク日で、日経平均株価のザラ場の安値が、2月14日の20,950円と同じ日ですが、この1日見ただけでは、この日が安値のピークかどうかはわからないので、安値と特定する事はできません。
そこで、空売り比率の5日平均が45%以上の日を見てみると、この時は、2月14日から16日の3日間でした。そして、下記のデータを見ると、今年これまでは、空売り比率の5日平均が45%以上は、最長でも4日で終わっているので、空売り比率の5日平均が45%以上が、売り方の限界と考えられるそうです。
つまり、空売り比率の5日平均が45%以上を超えたら、日経平均株価は、底値に近いと言う事だそうです。
空売り比率 日経平均比較チャート
■空売り比率の5日平均が45%超えのデータ
●2018年2月14日が空売り比率の安値のピーク日で46.5%、ザラ場の安値が、2月14日の20,950円で、空売り比率の5日平均が45%以上が、2月14日から16日の3日間
●2018年3月2日が空売り比率の安値のピーク日で48.8%、ザラ場の安値が、3月5日の20,937円で、空売り比率の5日平均が45%以上が、3月6日から9日の4日間
●2018年3月23日が空売り比率の安値のピーク日で50.3%、ザラ場の安値が、3月26日の20,347円で、空売り比率の5日平均が45%以上が、3月26日から29日の4日間
●2018年7月3日が空売り比率の安値のピーク日で47.8%、ザラ場の安値が、7月5日の21,462円で、空売り比率の5日平均が45%以上が、7月4日から9日の4日間
●2018年8月13日が空売り比率の安値のピーク日で48.5%、ザラ場の安値が、8月13日の21,851円で、空売り比率の5日平均が45%以上が、8月15日から17日の3日間
stockvoice動画一覧 – YouTube
TOKYO MX * 東京マーケットワイド