2017年7月11日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されてました。
相場師朗さんが、実際にトレードしていた銘柄で、日本タバコ(2914)がありますが、相場師朗さんは、既に手仕舞ったそうですが、6月の前半までは株価は上げていて、しばらくして、20日移動平均線を割って、その後株価は上がって行ったけれども、20日移動平均線を超えられずに、下に下げてしまっていて、この形を、「ギャクニチダイの技」と呼んでいるそうで、空売りを入れて、バッチリ利益が出たそうです。
現在の状況を考えると、日本タバコ(2914)の株価は、十分に下げてきていて、ロウソク足が横並びになっていて、この後は今から売りを入れると、上がってしまう(もちろん、下がる可能性もあるそうですが…)危険性があるので、売りからは入れないので、しばらく、この日本タバコ(2914)の株価を眺めていて、半分の法則(5日移動平均線をロウソク足が、陽線で半分以上、上げたら買いを入れる)で、ロウソク足が陽線で、5日移動平均線の上に、半分以上、上に出たら、買いを入れるのが狙い方だそうです。
そして、例え半分の法則が出たので、買いを入れて、もし、順調に株価が上がって行ったとしても、今、20日移動平均線が下げているので、そんなに上まで行く可能性が高くないので、陽線3本位出たら切らないと、下げてしまうかもしれないと言う事を予測して行くのが、正しい考え方だそうです。
その後は、半分の法則、7の法則、トライ届かず、もの別れなどの法則を使いながら、次の狙いを定めていく事が重要だそうです。
●逆半分の法則(5日移動平均線をロウソク足が、陰線で半分以上、下げたら売りを入れる)
●半分の法則(5日移動平均線をロウソク足が、陽線で半分以上、上げたら買いを入れる)
●7の法則(株は連続して、7日以上は、上昇したり、下落したりはしない)
●トライ届かずの法則は、前の高値い届かなければ、下落の可能性が高くなるので、売りを入れる。
●もの別れの法則は、ロウソク足が移動平均線に、上から、近づいていって、当たって戻ったら、買いを入れる。そして、ロウソク足が移動平均線に、下から近づいていって、当たって下落したら、売りを入れる。
●下記は、2017年7月12日までの日本タバコ(2914)のチャートです。
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相場師朗さんのオススメは、5日移動平均線、20日移動平均線、60日移動平均線だそうです。理由は、5日移動平均線は、1週間の取引、20日移動平均線、一ヶ月の取引、60日移動平均線、3ヶ月の取引となるので、切りが良いところを利用しているそうです。