2019年2月4日の「相場師朗の株は技術だ!」で、相場師朗さんが、下記の内容について話されていました。
番組アシスタントの津田麻莉奈さんは、以前為替のトレードをしていて、あまりたくさんお金を持っていないので、1円も負けたくないと思っていたそうです。しかし、株や為替のトレードを行っていると、損失がでてしまう事があると思います。
本当であれば、直ぐに損切りをすれば良いのですが、1円も負けたくないので、損切りができなかったそうです。
相場師朗さんのご意見では、株や為替のトレード1円も負けたくないと言うのは、例えば、仕事に行く際に、ガソリン代がもったいない、電車代がもったいないと言う事と同じで、経費をケチっていると言う考えになるそうです。
損をしたくないので、下落している株や為替を持っていると、もっと下がってしまう事となり、更に損をしたくないので、もう少し持っていると、もっと下がってしまい、手仕舞おうと思って、手仕舞うと、意外とそこから上がってしまう事も多いです。
津田麻莉奈さんは、損切りもできずに、ストップロス(損切り:下がったら自動的に売りをいれる設定)も置けなかったので、失敗する事も多かった様ですが、その後、ストップロスを置く必要を理解して、ストップロスの設定すると、ロウソク足が一度、そのストップロスのラインまで下落して、その後、直ぐにの下ヒゲとなって上昇してしまう事が起きたそうです。
その為、ストップロスを置かずに、持ち続けていると、損失が広がってしまう事になった様です。
相場師朗さんは、塾の生徒さん達に、上記の様な、仕事に行く際などの必要経費を使いましょうと言っているそうです。
株価や為替の場合には、チャートを見て流れが読めたと思っても、一時的に違う方向に向かう事があり、自分の読みが100%正しいわけではありません。
この移動平均線の並びだと、買いだと判断して、買いを入れて、その買ったときは、全部の移動平均線の上にロウソク足があったのが、買った2日後に、移動平均線の下に、ロウソク足が陰線になってしまった場合には、危ない(下落する)と思い、一回手仕舞う事が必要です。
これは、損切り(ロスカット)となってしまいますが、このロスカットは、必要経費と考えるべきで、我慢強い持っていると、もっと利益が減ってしまう可能性もあるので、一度切ります。
そして、一時的に下がったけれど、再度全部の移動平均線が上を向いていて、また戻った時に、もう一度買いを入れると言う、2ステップ(損切り+買い戻し)が大事だそうです。
マーケットは、自分の思い通りに合わせてくれるわけではないので、自分自身が、マーケットに合わせる必要があます。
トレンドを見ていくと、下げのトレンドも、上げのトレンドもある程度は続く事が多いので、トレンドに乗る事が重要で、自分の思いとは、逆に動いたら、一度切って、もう一度買い直す必要があります。
空売りの場合も同じで、空売りを入れたら、少し上がってしまい、この少し位ではビクビクしてはいけないそうですが、もし、移動平均線の上にロウソク足が陽線で出た場合には、空売りを切って、しばらく動きをみて、次の上げが浅くて、もう一度下がったら、空売りを入れなおす必要があります。
つまり、自分が、買いや空売りを入れた理由がテクニカル分析(チャートやロウソク足の動き)で、無くなってしまった場合には、続けるのは止めた方が良いそうで、但し、そこでは失敗してしまったとしても、その後も見ていると、新たな理由(買いまたは売り)が出てくるので、前に売買した理由と、その新たな理由に関連性があるのであれば、売買を再度行った方が良いそうです。
しかし、その後もすぐにその理由が再度無くなってしまった場合には、2重に理由が無くなってしまったので、逆の売買を行った方が良いそうです。
相場師朗の株は技術だ | ラジオNIKKEI
パンローリングチャンネル – YouTube
相場師朗さんが公式サイトをオープンしたそうです。尚、ツイッターは、ご自身では行っていないそうで、他人が相場師朗さんの名前で立ち上げている様です。
相場師朗 公式サイト | 「株塾」講師・プロトレーダー