2019年6月17日の「相場師朗の株は技術だ!」で、相場師朗さんが、下記の内容について話されていました。
相場師朗さんは、これまで、新聞などのニュースを見ないで、チャートだけでトレードする手法を教えてきましたが、6月16日に日経新聞社主催のセミナーで、日本経済新聞を使った投資法についての説明を依頼されたそうです。
相場師朗さんは、全財産の65%を空売りで稼いでいるそうですが、どの銘柄を空売りするかを考える必要がありますが、日本経済新聞を読んで、ある業種の業績が悪くなりそうな記事が出た場合に、業績が悪くなるかと言って、すぐに株価は下がらないそうです。
3月14日の日本経済新聞で、王子製紙の利益が3倍になりそうだと言う記事が出たそうですが、王子製紙の株価は、3日しか上げずに、その後は、9日連続で下落したそうで、新聞の記事通りに売買をしてはいけないそうです。
その為、新聞を見て、一旦悪いニュースが出た事により、株価が下がる状況を見ていて、しばらくして、軽く上昇して、もう一度下げた時に、空売りを入れると、利益が出せるそうです。
相場師朗さんは、実際に、スルガ銀行や、レオパレス21の悪いニュースが出て、株価が下落して、3日から4日しか上げずに、再度株価が下落したところで、空売りを入れて、利益を出したとの事です。
会社の方々が努力されているので、空売りを入れられる事に、納得の行かない部分はあると思いますが、空売りを入れた場合には、6ヶ月以内に買い戻す必要があります。
しかし、空売りが出来ない銘柄の場合には、株価の下落が延々に継続してしまうそうですが、空売りが可能な銘柄の場合には、一旦株価が下落しても、最後は必ず買い戻しが入るので、ひたすら会社の株価を貶めると言う行為ではなく、潤滑油の様な機能もある様です。
その為、空売りが出来ない銘柄は、長期の下落後も、株価が戻らなくなってしまうそうで、良いニュースなどのきっかけがないと、株価はそのまま下落し続けてしまう様です。
この「相場師朗の株は技術だ!」は、ラジオNIKKEI第1で、2019年2月4日より毎週月曜日 16:10~16:40まで放送されています。
相場師朗の株は技術だ | ラジオNIKKEI
また、下記のパンローリングチャンネルでは、放送中は、ライブ動画配信で、放送終了後も、動画配信されています。
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