楽天証券の個人投資家が3,000人が選ぶ高配当銘柄 日経プラス10

2019年6月13日の「日経プラス10」で、楽天証券経済研究所 チーフ・ストラテジストの窪田 真之さんが、下記の内容について話されていました。

今は、株主総会がたくさん行われていますが、3月期決算企業の株主総会が終わると、株主に配当金が支払われるので、6月には配当が注目される時期となります。

株価は低迷していますが、年々配当金を増やす企業が増えているので、配当利回りの高い銘柄に注目が集まっています。

楽天証券では、5月に個人投資家約3,000人に、「あなたの一押しの高配当銘柄は何ですか?」と言うアンケート調査を行い、それを集計したのが、下記のランキングです。

1位 JT 配当利回り 6.2%、営業利益率 25.5%
JT【2914】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

2位 オリックス 配当利回り 5.6%、営業利益率 13.5%
オリックス(株)【8591】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

3位 日産自動車 配当利回り 5.3%、営業利益率 2.7%
日産自動車(株)【7201】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

4位 みずほFG 配当利回り 4.9%
(株)みずほフィナンシャルグループ【8411】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

5位 ソフトバンク 配当利回り 6.1%、営業利益率 19.2%
ソフトバンクグループ(株)【9984】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

6位 KDDI 配当利回り 4.0%、営業利益率 20.0%
KDDI(株)【9433】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

7位 三菱UFJ FG 配当利回り 4.9%
(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

8位 キャノン 配当利回り 5.1%、営業利益率 8.7%
キヤノン(株)【7751】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

9位 武田薬品工業 配当利回り 4.8%、営業利益率 9.8%
武田薬品工業(株)【4502】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

10位 NTTドコモ 配当利回り 4.8%、営業利益率 20.9%
(株)NTTドコモ【9437】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

尚、銀行は、営業利益率と言う概念がありません。そして、銀行の業務は不安視されていますが、国内銀行業務は、収益が減っていますが、海外の銀行業務では、利益を伸ばしているので、みずほFGと、三菱UFJ FGは、高配当利回り株として、高く評価できるとの事です。

配当に注目して投資するのも良いですが、配当は確定利回りではないので、業績が悪化すると減配となってしまう事もあります。

その為、業績や財務がどれだけ安定しているかが重要で、業績の安定性を見る上で重要なのが、営業利益率で、営業利益率が低い会社は、環境が悪くなると、赤字になってしまう事もあります。

喫煙者数が減っていると心配されているJTの営業利益率は、25.5%と非常に高く、実態は財務状況も良く、高収益会社です。

楽天証券では、株主優待でも人気のランキングを行っているそうで、株主優待で人気のある銘柄にもランクインしたのが、JT(6月と12月に自社製品)、オリックス(3月末にカタログギフト)、KDDI(3月末にカタログギフト)で、これらの銘柄は、配当利回りも高いですし、株主優待も人気との事で、注目の銘柄だそうです。

日産自動車は、営業利益率が、2.7%と少ないのと、経営がゴタゴタしているので、人気銘柄ではありますが、心配な要素がある様です。

日経プラス10 | BSテレ東



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