株式相場の波乱を増幅させているのは… 杉村富生さん

2016年2月24日のザ・マネー~水曜日 視界良好!杉村商店で経済評論家の杉村富生さんが、下記の内容について話されてました。

株式相場の波乱を増幅させているのは、ハイフリークエンシートレードや空売りで、下げを加速して、株価が上げる時には、その買戻しで、極端に上げる(上がらないくていいところまで上がってしまう)、そして、またそれから下がるの繰り返しである。
ハイ・フリークエンシー・トレーディング(HFT)とは|金融経済用語集

ハイフリークエンシートレードの委託売買が7割を超える場合もあるそうで、これは異常である。そして空売り比率が常時40%以上ある。この様な状況で個人投資家はどの様に取引すべきか考えると、先物や外国人の動向に振り回されない株を選ぶか、投資戦術を取る必要がある。
空売り集計 | 日本取引所グループ

杉村富生さんの3つの作戦は、
1.極端バリューを狙う。トリプル戦略。
2.成長していくロング候補を拾う。逆張り戦略。
3.テーマ性を有する小物の銘柄を攻める。シルクワーム(蚕)戦略。

個人投資家の主力は、ロボット又はイナゴ軍団で、ロボットは機械的に売り買いをして、株の保有時間は5秒で、つまり買ってから5秒後には売ってしまう。それに群がってくるのがイナゴ軍団で、この人達は動きが良い銘柄を選び、トレンドが出ている方向に徹底的に付いてくる。そして、ダメだと思ったら逃げて、その後その株には、ぺんぺん草も生えない状況になる。

マーケットの特性を理解して、それに対応していく事が必要となる。

ザ・マネー~水曜日 視界良好!(2016.2.24)
杉村富生の兜町ワールドは経済や株式情報の解説を分かりやすく行っています。
ザ・マネー 視界良好!杉村商店| ラジオNIKKEI



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