2016年7月19日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。
アメリカの株価が新高値の理由は、世界中でアメリカの株しか買うものがない為で、先進国でGDPが2%成長できるのは、アメリカだけである。
ニュースを見ると、ドイツ、フランス、ベルギー、トルコなど世界各地でテロが起こっており、日本は、成長力は無いが、政権の安定性、社会的に安定している事と、アメリカの株は、新高値になっているので、買いにくいので、日本株も相対的に上がっている可能性が高い。
今期待されている政策が、外国人が期待する形で行われると、株価はもう一段高になる事もありうる。先週一週間で、1,390円株価は上がったのは、ドル円が約6円、円安に振れた事によるもので、最近は、1円の円高で、二百数十円の日経平均高になる事が続いているので、先週株価は上げすぎているが。ドル円が107円、108円の方向に行くのであれば、日経平均株価は、17,000円に近づく流れになると思う。
週間の売買代金が、1日平均2.5兆円以上で株価が上昇したのは、今年3回しかなく、必ず安値の翌週で、
●1月21日安値の翌週の1月25日から1月29日で、上昇幅プラス559円、率はプラス3.3%で、売買代金は、2.76兆円
●2月12日安値の翌週の2月15日から2月19日で、上昇幅プラス1,014円、率はプラス6.78%で、売買代金は、2.83兆円
●7月8日安値の翌週の7月11日から7月15日で、上昇幅プラス1,390円、率はプラス9.20%で、売買代金は、2.68兆円
7月11日から7月15日の週のプラス1,390円はかなり大きい金額であるが、任天堂効果で、エネルギーが上がって、売買代金が上昇する可能性を考えれば、1日平均3兆円もありうる。そして、期待に沿った政策が出てくれば、日本企業は、減益ではあるが、関係なく買い増す流れが出てくる事も考えられ、為替が108円方向に行くか、売買代金が3兆円近くに行く事により、相場の持続性が決まってくる。
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