2017年4集四季報秋号から見る、今後株価が上昇しそうな企業 マーケット・アナライズplus+

2017年10月14日のマーケット・アナライズplus+で、複眼経済観測所の渡部清二さんが、下記の内容について話されてました。

渡部清二さんは、四季報を20年間で、80冊を読破してきたそうですが、2017年4集四季報秋号から見ると、来期の営業利益の予想は、マザーズが22.3%(今期3.8%)、ジャスダックが12.1%(今期17.4%)、そして、東証一部が7.0%(今期8.7%)となっているそうで、今後は、マザーズが注目だそうです。

そして、東証33業種別の業績動向を見ると、今期の営業増益率ランキングで上位にある鉄鋼、電気、卸売、ガラス・土石などは、増益率が鈍化するそうで、尻上がりに増益率が上昇しそうな業種は、輸送用機器と、精密機器だそうです。

今期も来期も営業増益率が高くなるのが、海運業だそうです。そして、海運業、輸送用機器と、精密機器の注目銘柄は、下記の9社だそうです。

●海運業 日本郵船(9101) 今期は、増収黒字転換で、来期は減収増益
日本郵船(株)【9101】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●海運業 商船三井(9104) 今期は、増収増益で、来期は減収増益
(株)商船三井【9104】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●海運業 川崎汽船(9107) 今期は、増収黒字転換で、来期は減収増益
川崎汽船(株)【9107】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
来期は減収増益と言うのは、株価のサイクルから見ると、大底圏に来ると言われていて、増収増益で、株価が上昇していき、増収減益で、株価は天井を付けて、減収減益で、株価は続落していくそうです。

海運業3社が、今期増収で来期が減収になってしまう理由は、海運業界は、戦後3回目の大きな再編が行われていて、1964年に12社体制だったのが、6社に減り、そして、1999年に6社体制が3社になり、今回は、大手3社のコンテナ事業を、外部に出して、統合したので、3社に残る事業が減り、減収となるそうですが、コンテナ事業が赤字なので、それが減る事により増益になるそうです。過去は、これらの再編を境にして、株価が上昇したそうです。

●輸送用機器 三井造船(7003) 今期は、減収増益で、来期は増収増益
三井造船(株)【7003】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●輸送用機器 名村造船(7014) 今期は、増収赤字縮小で、来期は増収黒字転換
(株)名村造船所【7014】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●輸送用機器 トヨタ自動車(7203) 今期は、増収減益で、来期は増収増益
トヨタ自動車(株)【7203】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

●精密機器 テルモ(4543) 今期は、増収増益で、来期は増収増益
テルモ(株)【4543】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●精密機器 島津製作所(7701) 今期は、増収増益で、来期は増収増益
(株)島津製作所【7701】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●精密機器 ニコン(7731) 今期は、増収増益で、来期は増収増益
(株)ニコン【7731】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス

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