日本株が一番良く上がるタイミングは安値から一ヶ月:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見

2017年9月19日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。

9月8日時点と、9月15日時点を比較すると、空売り比率の5日平均が、5.5ポイント減って、新高値数5日平均は、100以上増加して、ドル円安値が、107.31円から、高値が111.66円まで、6営業日で、4.30円円安になっているので、これらの指標を見ると、株が最も上がるパターンだったそうです。

4月14日の安値から、5月11日の高値までも、同様だったそうですが、安値からの1ヶ月間が一番株価が上がる期間で、海外投資家の売買動向は、先週の結果が今週の金曜日に出るそうですが、大幅に買い越していると考えられ、空売り比率が、ここまで下がっている事を考えると、外国人投資家が、先週日本株を売っている事は無いとの事です。

もし、海外投資家が、数千億単位で買い越しているのであれば、9月19日の週及び、9月25日の週も株価が高くなる可能性が高いそうです。

日本株の上がるパターンは、3つしかなく、安値からの1ヶ月間、円安5円、外国人投資家の週間ベースの5,000億円の現物、先物合わせた買い越しで、それが、今起こっている可能性が高いとの事です。

今までの安値からの日経平均株価の上昇を見ると、最初の1ヶ月位が上昇のほとんどで、その後は、ほとんど上がらなくなるそうです。

例えば、11月9日の日経平均株価の安値16,251円から、1ヶ月半後の12月20日までで、19,494円となり、この間に、3,243円上昇しましたが、その後横ばいになり、3月13日の19,633円が高値で、横ばい期間の上昇幅は、139円しか上がっていないそうです。

そして、他のケースも同様なので、安値を付けて、空売りの買い戻しで株価が上昇して、その後は、1ヶ月から1ヶ月半後には、高値を付けて、その後は、高値持ち合いになり、高値の更新度合いが、数百円の範囲に留まってしまうそうです。

そして、過去4回の最初の高値を付けるまでが、平均で21日間で、最初の高値までが全体の平均85.8%位上昇するので、今回の9月8日の19,274円から21日目は、10月11日で、次のSQが、10月13日で、その後、選挙がある可能性があるので、10月中旬に株価が高値を付けに行く可能性が高いそうです。

●2016年2月12日の安値14,952円から、3月14日までの21日間の高値が、17,233円で、その後の高値が4月22日の17,572円で、最初の高値までで全体の87.1%上昇。
●2016年6月24日の安値14,952円から、7月21日までの18日間の高値が、16,810円で、その後の高値が10月28日の17,446円で、最初の高値までで全体の74.5%上昇。
●2016年11月9日の安値16,251円から、12月20日までの28日間の高値が、19,494円で、その後の高値が3月13日の19,633円で、最初の高値までで全体の95.9%上昇。
●2017年4月14日の安値18,335円から、5月11日までの16日間の高値が、19,961円で、その後の高値が6月20日の20,230円で、最初の高値までで全体の85.8%上昇。

その為、戦略としては、10月13日までは、順張りで投資を行い、それ以降は、逆張りに変えた方が良いかもしれないとの事です。

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