2018年6月15日の「日経プラス10」で、ファイナンシャルプランナーの深野康彦さんが、下記の内容について話されていました。
今後の投資先として注目しているのが、”インフラファンド”で、これは、リートと同じ様なもので、投資法人を設立して、この投資法人が、太陽光発電、道路、空港などの社会インフラに投資する商品の事で、現在日本では、太陽光発電に投資する商品しか上場していないそうです。
■ETFインフラファンド 4銘柄
●【9281】 タカラレーベン・インフラ投資法人:予想配当利回り6.61%
タカラレーベン・インフラ投資法人【9281】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●【9283】 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人:予想配当利回り5.98%
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人【9283】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●【9282】 いちごグリーンインフラ投資法人:予想配当利回り5.20%
いちごグリーンインフラ投資法人【9282】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
●【9284】 カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人:予想配当利回り2.72%
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人【9284】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
これらのETFは、通常の株式と同じ様に買う事ができ、ポイントとしては、利回りが高く、まだマーケットが小さいので、機関投資家などが入ってきていないそうで、機関投資家の決算で大きく売られたり、買われたりする事が無いの事です。そして、投資信託の受給的な概念も無い様です。
太陽光発電は、成長性は無いそうですが、安定した分配金と言う意味では、このインフラファンドは、注目しても良いそうです。
今後、太陽光発電の売電価格が下がっても、これらのインフラファンドは、過去の太陽光発電の売電価格が高い物を買って投資していて、固定買取価格は、契約する時は、20年となっているので、少なくとも、これらのインフラファンドは、十数年は、売電価格が下がる影響を受ける事は無いそうです。
つまり、売電価格が見直されるのは、購入から20年後になるので、それまでは、高い安定収入が得られる様です。
ただし、今の利回りが上記の内容なので、今後価格が上がれば、利回りは下がる可能性がありますが、国内リートの平均利回りは4%位なので、それに比べると、タカラレーベン・インフラ投資法人、日本再生可能エネルギーインフラ投資法人、いちごグリーンインフラ投資法人などは、高利回りと考えられる様で、更に、NISA(ニーサ)を使って購入すれば、非課税にもなります。
尚、二桁の配当利回りは、先進国では無いそうで、これらの利回りは、かなり高いと考えられるとの事です。