2018年8月7日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。
外国人投資家は、7月には日本株を買い越しましたが、外国人投資家が買い越す状況は下記の通りです。
●株価が安値を付けた直後
2017年9月8日の安値の後、2018年3月23日の安値の後、そして、2018年7月5日に安値を付けてからは、3週連続で買い越したそうで、株価が安値を付けた直後が、株価が一番上がりやすくなります。
●個人の現金勘定の大幅な売り越し
そして、必ず対極に、個人の現金勘定の大幅な売り越しがあるそうで、7月もそうだった様です。
●ドル円の状況
ドル円が安値に転じた時、または、安値(円安)で安定している時
●ボラティリティー(変動率)安定
ボラティリティーが、低位で安定している時
しかし、2018年7月は、ボラティリティーは、あまり安定していなかったそうで、2018年7月2日から27日までの一日の値幅の平均は、235円で、変動率は、1.05%だったそうです。それでも外国人投資家が買い越した理由は、ドル円が、111円から112円前後で安定していたからだそうです。
そこで、8月に外国人投資家が、買い越すかを考えると、ボラティリティーが低位で安定していないのと、為替も111円位で落ち着いてしまうと、8月は、買い越さない可能性が高いそうです。
stockvoice動画一覧 – YouTube
TOKYO MX * 東京マーケットワイド