優利加さんの投資法(キラメキの発想スペシャル)

2015年12月23日のキラメキの発想スペシャルで、株式トレーダーの優利加さんが、株式投資が上達する為のプロセス又は方程式について話されていました。

個人投資家の9割は負けて、1割は儲けている理由は、いつも負ける人は、いつも勝てる投資家になる可能性がある。それは、今自分が行っている投資法の反対の事を行えばよいからである。自分が買いたいと思った時に、売って、売りたいと思った時に買えばよい。

●銘柄選択の考え方
正しいことをやる、つまり、売り買いを間違えない。相場全体の大局観を持つ。上げ相場、下げ相場、持ち合い相場かを判断する。相場のサイクルは、いつまでも上げないし、いつまでも下げない。
一番重要なのは、業績ではなくチャートで、分析はチャートを見て、上昇トレンド又は、下げてきて下げ止まっている銘柄を選ぶ。なぜなら、業績が良かったり、最高益でも突然下げる銘柄がある為で、株価の動き(事実)を確認して、その後業績(裏付け)を確認する。
  
下げ相場にある時は、どの銘柄を持っても下がるので、貸借銘柄を選んで、売りから入る。上げ相場は、徐々に株価が上がて行くが、下げ相場は、上げ相場の半分又は、三分の一位の時間で、転げ落ちる様に早く株価は下落する。

見ておくのは、10日平均線、25日平均線、60日平均線で、底値圏では、10日平均線が上向いてきて、株価が10日平均線の上に出てきた時で、25日平均線及び60日平均線はまだ下を向いている状態。

買い方は、逆指値の成り行き買いを入れておき、ほっておく。買う銘柄は、東証一部の貸借銘柄に特化している。理由は、流動性が必要で、自分の売り買いで株価を動かしたくないから。

ある銘柄を買いと思って買っても、なかなか上がらない場合もある。その為、効率的な銘柄を選ぶ。しかし、シナリオが狂う場合もあるので、5~10銘柄に分散して仕込む。この中の2~3割位はうまく上昇して、1割位は上昇しないが売り買いを間違えていなければ、逆方向にはいかない。時間も、3カ月から半年かかる場合もある。

●業績を調べる方法
東京経済の会社四季報を見て、今期業績見通しと、来期業績見通しが二期分出てくるので、それを時系列で追っかける。業績見通しが徐々に上がっていれば、業績的には上を向いていると判断する。
2.

『キラメキの発想スペシャル』(2015.12.23)
キラメキの発想 | ラジオNIKKEI
優利加の徒然相場日記



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