2018年3月15日のザ☆スマート・トレーダーPLUSで、IFTA国際検定テクニカルアナリストの福永博之さんが、下記の内容について話されていました。
ドル円の日足チャートを見ると、3月2日に105.20円台を付けて、この数値が今年に入ってからの、1番の円高ドル安になりますが、それ以前の2月16日には、105.50円台(ピンク丸)を付けて、3月2日の前の高値(円高ドル安)になっています。
そして、直近は、105.70円台に入ってきていますが、このまま週末に下げ止まって上に上がる様(円安ドル高)であれば、トリプルボトムを形成する可能性があるそうです。
トリプルボトムを形成すると、価格の戻り(円安)が強まる可能性があり、更に、3月13日に107.20円台(青丸)がありますが、もし、この数値をうわ抜けする事になると、トリプルボトム完成に近づく事となり、2月16日の105.50円台から、3月15日までの期間の中での、ドルの一番高いところが、2月21日の107.71円(赤丸)ですが、この107.71円(赤丸)を抜けて終えると、ドル円の円高ドル安の流れが変わる可能性もあるそうです。
久しぶりに、円安ドル高の良いフォーメーションになっているそうですが、日足チャートだけを見ると、見誤る可能性もあるので、福永博之さんは、オシレーターの中でも、モメンタムやMACDなどを合わせて見ているそうで、下記のMACDのチャートを見ると、MACDも、シグナルもオレンジエリアの0ラインに近づいていて、この0ラインを超えてくと、トレンド的には、上向きのトレンドとなるそうで、この状態から上昇が続く様であれば、円安ドル高の流れになるそうです。
ぐんぐん上がっていくかどうかは、わからないそうでうが、ドル円は、底入れをしようとしている様です。
但し、逆に、MACDが、シグナルを上から下に抜いてクロスしてしまい、シグナルも下向きになった場合は、ブレクジット(イギリスEU離脱選挙)の時の、99円台又は、2016年12月の118円台からの76.4%押しとなる値幅の102.43円台まで、円高ドル安になる可能性が出てくるそうです。