更に円高になるリスクは残る 東京マーケットワイド

2016年6月28日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。

■過去に、円が数年に一度の安値を付けた、翌年は大幅円高になったのが、下記の4回で、
円の安値1990年4月に160.35円を付けたが、その翌年の円の高値は、1991年12月の125.10円で、上昇幅35.25円で、上昇率28.2%
円の安値1998年8月に147.64円を付けたが、その翌年の円の高値は、1999年11月の101.35円で、上昇幅46.29円で、上昇率45.7%
円の安値2002年2月に135.04円を付けたが、その翌年の円の高値は、2003年12月の106.93円で、上昇幅28.11円で、上昇率26.3%
円の安値2007年6月に124.14円を付けたが、その翌年の円の高値は、2008年12月の 87.11円で、上昇幅37.03円で、上昇率42.5%
だったので、この平均を出すと、上昇幅36.70円で、上昇率35.6%となる。

そして、今回は、凄い円高が進んだという印象はあるが、円の安値2015年6月に125.86円を付けたが、その翌年の円の高値は、2016年6月の 99.01円で、上昇幅26.85円で、上昇率27.1%なので、過去の平均と比べると、まだ最低のレベルなので、あと10円位の円高のリスクがあり、90円前後になる可能性もある。

■日銀がマイナス金利を導入して以降、5円刻みで円高が進んできた。
2月9日の昨年の安値115円台を割り込み、その後、114.88円から110.67円のレンジ。
4月5日の2カ月のレンジの下限110円台を割り込み、その後、111.92円から105.43円のレンジ。
6月16日の2カ月半の下限105円台を割り込み、1週間、106.85円から103.05円のレンジ。
6月24日の2年7カ月ぶりに100円台を割り込み、東京市場の一日の値幅、7.60円。
6月16日から6月24日の一週間で、また5円下の、100円台を割り込んだが、ここはスピード早すぎるので、直ぐにまた、100円を切って95円に向かう事はないとは思うので、しばらくは、100円から106円位おボックスですすむ気がするが、ただ、この流れから言えば、2カ月後位には、また100円を本格的に割り込む可能性もある。

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