2018年10月26日のNewsモーニングサテライトで、岡三証券の阿部健児さんが、下記の内容について話されていました。
アメリカ株の過去の傾向を見ると、FRBが利上げをしている間は、アメリカ株の上昇は続くそうで、FRBが利上げをし続けて、十分引き締めを行ったと考えて、様子見になった時点(最後の利上げがあった後)で、アメリカ株の調整が始まるという経験則があるそうです。
今回のFOMCメンバーの予想では、2020年の前半までは、利上げを続けるという見通しになっていて、アメリカのS&P500の調整は、それ以降となる様です。
そして、アメリカのS&P500の一株利益と、S&P500の株価を比べると、S&P500の一株利益に株価が連動していて、S&P500の一株利益のピークと、S&P500の株価のピークは、ほぼ同じになっているので、これからも下方修正(調整)はあるかもしれませんが、減益になるとは、考えられないので、S&P500は、いずれは、高値を更新する考えていて、アメリカ企業の業績が上昇している限りは、増益が続き、こちらも2020年位には、ピークアウトする事を示唆している様です。
日経平均株価の下値の目安は、2万1,000円前半と考えていて、PERで見ると、日経平均株価は、12.4倍と、2016年以来の水準となっていて、当時よりは、マクロ環境は良いので、株価は、かなり割安になっていると、考えているそうです。