ROE(自己資本利益率)とPER(株価収益率)を使った投資方法は、企業の収益性と株価の評価を組み合わせて投資判断を行う手法です。以下にその概要を説明します。 ●ROEを用いた投資 ROEの意味: ROEは、企業が株主から調達した資本をどれだけ効率的に使って利益を上げているかを示す指標です。高いROEは、経営効率が良く、投資価値が高いと考えられます。 ROEの目安: 多くの投資家はROEが8%以上を... 続きを読む
カテゴリーアーカイブ: PER(株価収益率)
日経平均の低PERが続いてしまう可能性:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見
2019年10月15日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。 日経平均株価の高値記録時の主な要因が、米国株の最高値、海外投資家の日本株の買い越し、円安の3つだそうで、これらの事を考えると、日経平均株価には自律性はない様で、日経平均株価のPERを年初から調べてみると、下記の状況だそうです。 ・昨年10月23日から一度もPERが13倍を超え... 続きを読む
日米の予想PERの乖離が4ポイントと過去最大 日経プラス10
2019年7月10日の「日経プラス10」で、コモンズ投信の伊井哲郎さんが、下記の内容について話されていました。 日経平均株価の売買代金が、7日間続けて2兆を割り、非常に低水準となっていますが、日経平均株価の売買代金に占める海外投資家のシェアは、全体の7割あるので、今後の海外投資家の動向が重要となります。 その海外投資家は、直近では、日本株を8週連続で売り越していて、売買動向の累積では、2016年6... 続きを読む
海外投資家が買い越さないとPERは上がらない?:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見
2019年3月26日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。 海外投資家は、2016年は、日経平均の現物を、3兆6,885億円売り越して、PERの年間平均では、-1.56倍の減少となっていました。そして、2018年は、5兆7,443億円の売り越しで、この年のPERは、-1.78倍減少しています。今年もこれまで、海外投資家は、2兆505億円... 続きを読む
日本株の2017年末と、2018年末の比較:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見
2019年1月15日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。 2018年は、2017年と比べると、下記の様に、日本株の評価が下がった年だそうです。 2017年末の日経平均株価のPER(株価収益率)は、15.06倍、PBR(株価純資産倍率)は、1.32倍で、ドル建て日経平均は、202ドルで、NYダウは、24,719ドルでしたが、2018年末... 続きを読む