9月末は、信託銀行のTOPIX先物の買いの可能性 Newsモーニングサテライト

2018年9月19日のNewsモーニングサテライトで、東海東京流通センターの仙石 誠さんが、下記の内容について話されていました。

権利落ち日を迎える9月の最終週は、季節的な買い手として、信託銀行のTOPIX先物の買いが期待できるそうで、信託銀行は、3月末と、9月末には、TOPIX先物を大幅に買い越しています。

●2016年3月第5週は、4,042億円の買い越し
●2016年9月第4週は、3,031億円の買い越し
●2017年3月第5週は、2,466億円の買い越し
●2017年9月第4週は、3,423億円の買い越し
●2018年3月第5週は、5,053億円の買い越し

この信託銀行の売買は、年金を中心とした、配当の再投資が考えられるそうです。

日経平均株価の予想1株利益と、予想配当金の推移をみると、毎年予想1株利益の増加とともに、予想配当金も右肩上がりに増加していて、株主還元重視の姿勢が、増配に繋がっているそうで、配当金の増加は、再投資の金額の増加にもつながるので、この様な傾向のもとでは、9月末の信託銀行のTOPIX先物の買いも増加する可能性が高い様です。

9月末に信託銀行のTOPIX先物の買いが入った後、更に、日経平均株価が上値を追う鍵は、海外投資家の買い戻しで、年初からの海外投資家の累積の先物取引の売買動向を見ると、9月の第一週時点で、4.1兆円売り越しとなっています。

9月18日も、海外投資家の買い戻しが入った可能性もありますが、これまで売り越した部分のまだ一部と考えられるので、9月20日には、総裁選も終わり、政治的なイベントをきっかけとした海外投資家の買いも続く可能性があるので、堅調な株価の推移が期待できる様です。

    



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