2018年6月5日のNewsモーニングサテライトで、岡三証券の小川佳紀さんが、下記の内容について話されていました。
例年、6月は新興株が盛り上がりやすい季節で、マザースと、ジャスダックの2013年から2017年までの5年間の月間の売買代金を見ると、6月に5兆円位と、最も売買が増える傾向があるそうで、背景としては、決算発表が終わって、新興市場でも今後の業績拡大や、成長が期待される銘柄に、資金が集まる為だそうです。
新興市場の売買は、基本的には、個人投資家が中心となる様ですが、海外投資家の動向にも注目しているそうで、海外投資家は、東証一部と同様に、3月、4月と新興株も売っていた様ですが、5月3週目及び4週目の2週間は、連続で買い越しに転じていて、足元では売りが一巡しているそうです。
それに加えて、個人投資家の期待が高い、IPOが、6月後半にかけては、わずか2週間で、メルカリ、MTG、ZUU、パデコなど10社以上も予定されているので、IPOラッシュも追い風に、新興市場の体温となる売買代金が、増加する事になれば、新興株には、個人投資家及び海外投資家の双方からの資金流入が、期待できるそうです。