2019年2月19日のNewsモーニングサテライトで、三菱UFJモルガンスタンレー証券の藤戸則弘さんが、下記の内容について話されていました。
アメリカの株式市場では、FANG株(ファング株:フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグル)は、2018年10月の調整後、FRB(アメリカ合衆国の中央銀行)の金融政策の転換もあって、株価は戻っている状況ですが、まだ、高値には遠い状況の様です。
しかし、5G(第5世代移動通信システム)関連株と呼ばれる、ザイリンクス、キーサイト・テクノロジー、シスコシステムズ、コーニングなどの株価は、どんどん高値をつけている状況です。
XLNX:NASDAQ GS 株価 – ザイリンクス – Bloomberg Markets
特に、その中心となっているのが、ザイリンクス(決算発表後1日で18%の株価上昇)で、5Gの基地局向けの「FPGA」と呼ばれる、大型の論理半導体の需要が増加している様で、今はまだ試験段階ですが、2018年10月から12月期は、6割の増益となった様で、この流れが本格化するのは、2020年以降なので、もう一段高くなる可能性もあるとの事です。
そして、日本の株式市場でも、5Gの計測器の開発を行っているアンリツは、決算発表後に株価が急上昇して、その後もずっと強い状況が続いている様です。
アンリツ(株)【6754】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
その為、日米ともに、5G関連銘柄が、株式市場で本命となってきている様で、アンリツ以外では、伊藤忠テクノソリューションズ、協和エクシオ、コムシスホールディングスなども5G関連銘柄だそうで、まだ助走段階ですが、株価が急騰している銘柄もありますが、これから一段と強くなっていく可能性もあるので、今後の本命として注目されている様です。
伊藤忠テクノソリューションズ(株)【4739】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
(株)協和エクシオ【1951】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
コムシスホールディングス(株)【1721】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス