2017年9月1日のマーケット・アナライズplus+で、大和証券 投資戦略部 担当部長 チーフテクニカルアナリスト兼シニアストラテジスト 木野内 栄治さんが、下記の内容について話されてました。
8月30日にアメリカのテキサス州を直撃した大型ハリケーンの”ハービー”の影響で、アメリカの景況感は、一度スローダウンしてしまうそうで、過去の大型ハリケーン発生後の状況から判断すると、9月の半ばから10月の頭位までは、アメリカの金利が下がり、そして、保険会社は、資金捻出する為に、株の換金売りを出したり、被災された方々は、クレジットカードの支払いや、支出があるので、株の売却も増えてくると考えられるそうです。
そして、北朝鮮のミサイルが、日本の上空を通過したのは、過去4回あり、2012年12月12日の阿部政権誕生の時は、ずっと円安で問題はありませんでしたが、2016年2月7日の時は、3日から12営業日の間にドル円は、約5円、円高になり、2009年4月5日の時は、16営業日の間にドル円は、約5.82円、円高になり、1998年8月31日の時は、9営業日の間にドル円は、約10円、円高になっていたそうです。
今回は、今のところ、それほど円高にはなっていませんが、これから注目しなければいけないのが、9月1日からは、アメリカ人の北朝鮮への渡航が禁止され、9月9日北朝鮮の建国記念の日や、10月10日朝鮮軍の創立記念日などもあるので、引き続き注意が必要だそうです。
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