2017年12月5日のNewsモーニングサテライトで、DZHフィナンシャルリサーチの東野幸利さんが、下記の内容について話されてました。
これから先は、大型株よりも、小型株優位になる事を想定しているそうで、日本とアメリカの12月の騰落率を、2007年から2016年までの10年間の平均を見てみると、日米共に大型株よりも、小型株の方が、より上昇しやすいと言う傾向があるそうです。
今週のメジャーSQ及び来週のアメリカのFOMCを終えると、海外投資家は、クリスマス休暇に入り、個人投資家主体の相場になる事が予想されるそうで、そういった中で、11月の高値から、調整局面に入っている大型株は、上昇しづらいと考えられますが、小型株は、11月の高値を一時、上抜けているので、これから優位になるきっかけと考えられるそうです。
今週以降、月末までで、20社以上が上場予定で、2、3社を除くと、それ以外は、中小型株なので、資金流入期待といった点でも、小型株主体のマザーズ市場では、過熱感の無い、個別株の上昇基調が、しばらく続くと予想しているそうです。
■2007年から2016年までの12月の平均騰落率
●アメリカのS&P500(大型株) 1.18%
●アメリカのラッセル2000(小型株) 2.67%
●日本の大型株指数 3.21%
●日本の小型株指数 3.68%
●日本のマザーズ指数 4.05%