11月24日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが下記の4点について解説されていました。
●海外投資家の売買差額と株価
今年に入って、先々週までで45週経過したが、海外投資家が買い越した週は24週で、そのうちプラスが21回、マイナスが3回、売り越した週は、21週で、プラスが3回、マイナスが18回だった。これにより、海外投資家が買い越せば日経平均はほとんどの場合プラスになる。海外投資家の売買差額が発表になるのは、毎週第4営業日(通常は木曜日引け後)になるが、データが出る前に状況を把握する事ができる。
それを見極める方法は、
1.5日移動平均線の向きが上向き又は下向きか(下向きならば売り越しの可能性が大)
2.中小型株が高いのに、大型株が下落している場合には、海外投資家は売っている可能性が高い
●下値も堅いが、上値も重い?
6対4の確率で今後の株価は上昇する可能性がある。もし、今日の先物の終値で19900円台又はドル円が123円になれば、2万円の準備が整う。
●移動平均株価の位置
まだ、100日移動平均と6カ月移動平均は下向きだが、3カ月移動平均が11月19日に底入れなって上向き始めた。
もし、アメリカのGDP値が予想より良く出たならば、2万円を一気に超えてくる可能性が高い。
●高値を取りに行くときの状況証拠(新高値・騰落レシオ)
必ず起こる事は、新高値が100を超えてくる事及び騰落レシオの一ヵ月、三カ月、100日移動平均の3つのレシオが全て100%を超えた時に高値を取りに行く事が多い。そして、先週超えているが、これが続けば、今年の高値だった5月、6月と同じ状況になる。
新高値・安値(東証1部) – Yahoo!ファイナンス
騰落レシオ 日経平均比較チャート
https://www.youtube.com/watch?v=n_sVGMoFrt0
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