欧州の利上げで日本株は上昇  Newsモーニングサテライト

2017年11月6日のNewsモーニングサテライトで、大和証券 チーフテクニカルアナリストの木野内 栄治さんが、下記の内容について話されてました。

アメリカは、既に金融引締め方向で、イングランド銀行や、ECB(欧州中央銀行)などのヨーロッパの中央銀行が金融の引き締めの方に動き出していますが、これは、過去も同じパターンで、2004年にアメリカのFRBが利上げをした時は、2005年に、ECBも利上げを開始して、最後に日銀が2006年に利上げを行いました。

今回も同じ順序になるそうで、ECBは、2018年又は、2019年には、利上げをする予定で、そうなると、日本株が高くなるそうです。

ECBが利上げをした2005年の日経平均株価は、4割上昇したそうで、この割合を今の株価に当てはめたら、3万1,000円位まで上昇する事になるそうです。

当時の日本は、小泉郵政解散等もありましたが、日本株が上昇した要因は、アメリカやヨーロッパが、利上げする程、世界の景気が良かった為で、日銀は、利上げをしていない低金利だったので、好景気で、低金利だった事で、株高になったそうです。

過去の利上げの年は、下記の通りです。過去6回のヨーロッパが利上げの年の日経平均株価の上昇率の平均は、45%になります。
この内容を見ると、日経平均株価が3万円に達する可能性もあるそうです。

●アメリカの利上げ1967年、ヨーロッパの利上げが1969年、日本の日銀は、1969年で、ヨーロッパが利上げの年の日経平均株価の上昇率は、37.8%
●アメリカの利上げ1973年、ヨーロッパの利上げが1972年、日本の日銀は、1973年で、ヨーロッパが利上げの年の日経平均株価の上昇率は、91.9%
●アメリカの利上げ1977年、ヨーロッパの利上げが1979年、日本の日銀は、1979年で、ヨーロッパが利上げの年の日経平均株価の上昇率は、23.4%
●アメリカの利上げ1987年、ヨーロッパの利上げが1988年、日本の日銀は、1989年で、ヨーロッパが利上げの年の日経平均株価の上昇率は、39.9%
●アメリカの利上げ1999年、ヨーロッパの利上げが1999年、日本の日銀は、2000年で、ヨーロッパが利上げの年の日経平均株価の上昇率は、36.8%
●アメリカの利上げ2004年、ヨーロッパの利上げが2005年、日本の日銀は、2006年で、ヨーロッパが利上げの年の日経平均株価の上昇率は、40.2%
●アメリカの利上げ2015年、ヨーロッパの利上げが2018年?

ECBの利上げは、2018年又は、2019年の様ですが、アメリカの税制改革などで、世界の景気が良くなると、ECBの利上げが前倒しになってくる可能性もあるそうで、2018年の日本株は、景気循環から見ると、上がる可能性が高いタイミングとの事です。

Newsモーニングサテライト:テレビ東京

    



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