日銀金融決定会合後は円高の流れ 東京マーケットワイド

2016年9月20日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。

日銀金融決定会合後の過去5回は、全て円高になっており、これを、平均すると、10日営業日位で、6.36円の円高になっている。つまり、2週間で、6円の円高になっているので、株が上がるわけがない。ただ、為替の方が、日銀の金融決定会合に対する、期待外れの行動が大きく出てしまっている。

今後の為替は、円高に振れたとしても、99円再度挑戦はあるかもしれませんが、100円を割って、更に5円から6円動く事は考えにくい。

日銀が異次元の金融緩和を決めたのが2013年4月だが、その前の2013年3月のドル円の為替の平均価格は、94.70円だった。2013年4月時点で、異次元の金融緩和を行ったと言うことは、日銀は、95円は円高過ぎると考えていたと考えられる。その為、日銀は95円は絶対に割らせないと考えていると思う。

そして、日銀の黒田さんは、国会の答弁で、125円は円安過ぎると言っていたので、95円と125円の間をとっていくと、一番望ましいと思っているのは、105円から115円の間だと思っていると推定できる。

●決定会合1日目 1月28日のドル円は、118.78円、その後の円の高値は、2月11日の110.98円で、10日後に7.8円の円高になった。
●決定会合1日目 3月14日のドル円は、113.76円、その後の円の高値は、4月7日の107.67円で、17日後に6.09円の円高になった。
●決定会合1日目 4月27日のドル円は、111.20円、その後の円の高値は、5月3日の105.55円で、4日後に5.65円の円高になった。
●決定会合1日目 6月15日のドル円は、106.24円、その後の円の高値は、6月24日の99.00円で、7日後に7.24円の円高になった。
●決定会合1日目 7月28日のドル円は、104.68円、その後の円の高値は、8月18日の99.65円で、10日後に5.03円の円高になった。

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