新高値数から見る日経平均株価の上昇期間:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見

5月9日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。

5月8日に久しぶりに、新高値数が300(新高値数は366)を超えて、日経平均株価は、1年5ヶ月ぶりの高値にいるので、ここから1,000円安でもしない限り、ここから2から3週間で、日経平均株価の高値を探るのに、一番説明力があるのは、新高値数だそうです。

日経平均株価が高値圏にいる間は、個々の銘柄も新高値に近い銘柄がたくさんあると言うことで、2013年5月まで相場が上がった時は、日経平均株価が、8,000円から、15,000円まで上昇したので、新高値数が300銘柄を超え、売買代金が3兆円を超える事は、日常茶飯事だったそうですが、2014年からは、3年5ヶ月で、下記の5回しかないそうです。去年の12月には、トランプ相場のおかげで2回ありましたが、1年に1回位しか無い事です。

新高値数が300銘柄を超えると、日経平均株価も高値に行きますが、その時の売買代金は、3兆円を超えていて、これは、地に足の着いた買いで、高値を取りに行っているそうです。

そして、新高値数が300銘柄を超えた日が高値になっていた事は、市場の余熱があるので、一度もなく、新高値の1ヶ月の累計がピークを付けた日の近くが、日経平均株価も高値を付けているそうです。

新高値数が100銘柄を超える様になったのが、4月の最終週位からで、新高値数は積み上げられ始めたばかりで、株価が下落しはじめたら応当日になるそうで、これから新高値がどんどん膨らんでいくと、この新高値の膨らみがピークを付けるまでは、2週間(5月23日位まで)あるそうで、5月23日位に高値になるのではないかと考えているそうです。

今は、1年五ヶ月ぶりの高値にいるので、新高値数が増えないと、日経平均株価も高値を取りに行くことができないそうなので、5月23日位までは、一番重要な指標は、新高値数で、その為、新高値数が80減ったら、そこで高値を付けた事になるとの事です。

●2014年11月4日の新高値数は、330銘柄で、売買代金は、5.43兆円で、株価は、16,862円から高値が、12月8日の17,935円で、新高値のピークが12月9日
●2015年3月13日の新高値数は、332銘柄で、売買代金は、4.30兆円で、株価は、19,254円から高値が、3月23日の19,754円で、新高値のピークが3月17日
●2016年12月8日の新高値数は、328銘柄で、売買代金は、3.39兆円で、株価は、18,765円から高値が、12月20日の19,494円で、新高値のピークが12月16日
●2016年12月12日の新高値数は、313銘柄で、売買代金は、3.31兆円で、株価は、19,155円から高値が、12月20日の19,494円で、新高値のピークが12月16日

●2017年5月8日の新高値数は、366銘柄で、売買代金は、3.44兆円で、上昇幅は、+450、株価は、19,895

しかし、下記のサイトで、新高値数を見ると、5月12日(今日)は、165に減ってしまっていますので、月曜日に盛り返さないと、5月10日につけた、19,900円が、今回の高値になってしまうかもしれません。
新高値 新安値 日経平均比較チャート

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