新規上場予定のソフトバンク株を買うべきか? ザ・マネー 水曜日 杉村富生さん

2018年11月21日のザ・マネー~水曜日 視界良好!杉村商店で経済評論家の杉村富生さんが、下記の内容について話されていました。

最近、杉村富生さんの講演会で、日産自動車株の次に関心が高いのが、12月19日水曜日(ブックビルディングの期間は、12月3日から7日)に上昇するソフトバンク株だそうです。

ソフトバンクは、2.6兆円の資金調達をしますが、年末なので、非常にきついそうで、オーバーアロットメントがあるので、正確な株数は、わからないそうですが、約17億3千株位になるそうで、そのうち、国内向けが、14億株強で、海外で2億株強ですが、海外で、3億株強位は売る必要がある様です。

オーバーアロットメント – Wikipedia

予定では、1,500円の売り出し価格になるそうですが、配当が公表分で75円あり、上場記念で増配も期待できる様で、75円から85円と思っても良いのではないかとの事です。

尚、配当性向(利益を、どれだけ株主に配当するかという割合の事)が、85%になっているので、75円配当も、ソフトバンクにとっては、きついそうですが、親会社のソフトバンクグループが、この配当をあてにしているので、配当利回り5%の75円は、死守すると考えられるそうです。

IPOで1,500円で買って、初値2,000円位になったら売ろうとするのは、やめた方が良いそうで、株価は、まず上がらないそうで、定期預金のつもりならば、配当利回り5%あるので、この利回りは、非常に魅力的だそうです。

JT(日本たばこ産業)や、日産自動車などの企業が、問題が起きても、なかなか株価が下がらないのは、配当利回りの下値の岩盤があるからだそうです。

ソフトバンク株は、株数がものすごく多いのにも関わらず、配分が偏っていて、準大手証券でも、シェアがゼロの場合もあるので、証券会社によっては、買えない場合もあるそうです。

この銘柄は、株数が多すぎると、今後、携帯電話の通信費を下げる可能性があるので、事業環境としては、向かい風が吹いているので、楽しみは、配当だけなので、配当利回りを考えて、長期保有する株と考えれば、買っても良いそうです。

これまで、ソフトバンクグループが、大きな儲けを出していたのは、投資会社としての部分で、電話会社としてのソフトバンクは、現状では利益は出ていますが、今後も利益を出していけるかは、不透明の様です。

尚、このソフトバンク株は、IPOで買えない事はなく、ほぼ間違いなく当たるそうで、心配はいらない様です。

経済評論家の杉村富生さんの本一覧

杉村富生の兜町ワールドは経済や株式情報の解説を分かりやすく行っています。
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