アメリカのレーバーデー明けの日本株は堅調 東京マーケットワイド

2018年8月31日の東京マーケットワイドで、大和証券 シニアテクニカルアナリストの佐藤光さんが、下記の内容について話されていました。 

米国は、毎年9月の第一月曜日が、レーバーデー(労働者の日)で、休日となりますが、今年は、9月3日となります。

レーバーデー(労働者の日)までは、米国の投資家は、夏季休暇モードがなかなか抜けない時期なので、株式市場の出来高が増えないそうで、日本のお盆が明けていますが、全体としての売買代金が増えないのは、アメリカの投資家の休暇モードが続いている事が、原因の様です。

但し、米国の投資家は、レーバーデーが明けると本格的に戻ってくる事が期待できるそうで、下記のデータを見ると、レーバーデーの前週のNYダウ騰落率は、下落している事が多いですが、レーバーデーから翌週末(2週間後)までは、上昇確率も高く、上昇幅も大きい様です。

つまり、レーバーデーまでは、株価は不安定な事が多いですが、レーバーデー後は、投資家が本格的に戻ってきて、アメリカ株も上がりやすく、日本株も資金が流入しやすい事が考えられるとの事です。

需給要因で考えると、9月3日以降は売買代金が増えて、日本株を支える事となり、堅調な相場が続く可能性があり、更には、8月末から年末にかけては、株価が上昇しやすいシーズンなので、上昇基調になる事も考えられる様です。

●2009年9月7日:レーバーデー前週のNYダウ騰落率は、-102.93ドルで、翌週末までは、+378.93ドルで、翌週末までの日経平均は、+183.43円
●2010年9月6日:レーバーデー前週のNYダウ騰落率は、+297.28ドルで、翌週末までは、+159.92ドルで、翌週末までの日経平均は、+511.96円
●2011年9月5日:レーバーデー前週のNYダウ騰落率は、-44.28ドルで、翌週末までは、+268.83ドルで、翌週末までの日経平均は、-86.58円
●2012年9月3日:レーバーデー前週のNYダウ騰落率は、-67.13ドルで、翌週末までは、+502.53ドルで、翌週末までの日経平均は、+319.48円
●2013年9月2日:レーバーデー前週のNYダウ騰落率は、-200.20ドルで、翌週末までは、+565.75ドルで、翌週末までの日経平均は、+1015.81円
●2014年9月1日:レーバーデー前週のNYダウ騰落率は、+97.23ドルで、翌週末までは、-110.94ドルで、翌週末までの日経平均は、+523.70円
●2015年9月7日:レーバーデー前週のNYダウ騰落率は、-540.63ドルで、翌週末までは、+282.20ドルで、翌週末までの日経平均は、+278.05円
●2016年9月5日:レーバーデー前週のNYダウ騰落率は、+96.56ドルで、翌週末までは、-368.16ドルで、翌週末までの日経平均は、-406.39円
●2017年9月4日:レーバーデー前週のNYダウ騰落率は、+173.89ドルで、翌週末までは、+280.78ドルで、翌週末までの日経平均は、+218.03円

残念ながら、佐藤光さんの動画は、下記の動画一覧では、見ることはできません。通常は、東京マーケットワイドの金曜日の14時位からライブで見ることができます。または、14時以降でも、時間を戻して再生する事も可能です。
尚、ライブで見る場合は、無料の会員登録が必要です。
STOCKVOICE

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