2016年7月29日のザ・マネー ~西山孝四郎のマーケットスクウェアで、現役ファンドマネージャーの西山孝四郎さんと、マネースクウェア・ジャパンのNTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA) 津田 隆光さんが、下記の内容について話されてました。
下記の「豪ドル/円(月足)2000年から2016年」の資料を見ると、「8」と書いてある場所に矢印があって、青い色は、8月が全部下がっているという意味で、赤字で、「8」と書かれている年は、豪ドル高になった年で、確率的には、ほとんど円高になっている。そして、チャートを見ると、今年も豪ドル円で、円高になる確率が高い。
オーストラリアのRBA(オーストラリア準備銀行)は、来週8月2日に会合をするが、7月27日に出た、CPIで前年比プラス1%で、1月から3月の1.1%から鈍化しているということで、RBAのインフレ目標の2%から3%を下回っているので、そこで利下げ確率が6割と言われており、11月になると、利下げ確率が8割と言われている。
豪ドル/円(月足)2000年から2016年
そして、「豪ドル/円(日足)200日EMAフィルター付きストキャスティクスの逆張りシグナル」を見ると、7月19日に売りシグナルが出ており、そこからジリジリと下がっているが、これから下がるかどうかわからないが、投機筋は、8月が下げの本番になると考えているので、8月豪ドル/円で、円買いをしてくると考えている。
豪ドル/円(日足)200日EMAフィルター付きストキャスティクスの逆張りシグナル
豪ドル/円の8月安アノマリーを見ると、2000年以降16年間、3敗(円安)しかしていないので、81%で、微妙なのが、2002年で、この年の8月は、行って来いで、十字線なので、正確に言うと陽線だったので、もし2002年を引き分けとするならば、87%の確率で、豪ドル安円高になりやすい。
豪ドル/円の8月安アノマリー
西山孝四郎のマーケットスクウェア (2016.7.29放送分)
ザ・マネー ~西山孝四郎のマーケットスクウェア | ラジオNIKKEI
人気ブログランキングへ