2017年12月16日のマーケット・アナライズplus+で、大和証券投資戦略部 シニアテクニカルアナリストの佐藤光さんが、下記の内容について話されてました。
3月の第一営業日を含む週の株価は、過去8年連続で、上昇しているそうで、上昇する要因の一つが、アメリカの税還付が1月末から始まり、最も勢いが良いのが、2月から3月の初めにかけてで、その資金が日本株に流れてくるので、日経平均株価を押し上げている様です。
この時期の2016年と、2017年は、外国人投資家の株式売買差額は、売り越しでしたが、それ以外の6年は大幅な買い越しが続いていて、外国人投資家の資金需給が良いと、そのお金が回り回って、日本株にも恩恵がある様です。
株を売るタイミングとしては、日経平均株価が上昇した3月初めが良いかもしれないとの事でした。
●2010年3月1日から3月5日の週の日経平均株価は、前週末比騰落幅が、242.93円で、外国人投資家の売買差額が2325億円の買い越し。
●2011年2月28日から3月4日の週の日経平均株価は、前週末比騰落幅が、166.90円で、外国人投資家の売買差額が1457億円の買い越し。
●2012年2月27日から3月2日の週の日経平均株価は、前週末比騰落幅が、129.65円で、外国人投資家の売買差額が1428億円の買い越し。
●2013年2月25日から3月1日の週の日経平均株価は、前週末比騰落幅が、220.44円で、外国人投資家の売買差額が2957億円の買い越し。
●2014年3月3日から3月7日の週の日経平均株価は、前週末比騰落幅が、423.00円で、外国人投資家の売買差額が3637億円の買い越し。
●2015年3月2日から3月6日の週の日経平均株価は、前週末比騰落幅が、173.06円で、外国人投資家の売買差額が2100億円の買い越し。
●2016年2月29日から3月4日の週の日経平均株価は、前週末比騰落幅が、826.37円で、外国人投資家の売買差額が954億円の売り越し。
●2017年2月27日から3月3日の週の日経平均株価は、前週末比騰落幅が、185.63円で、外国人投資家の売買差額が796億円の売り越し。