2015年の回顧及び来年の相場 荒野 浩さん

12月29日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが下記の内容について話されていました。

●足元の相場 デッドクロス状態下での調整続く
12月8日~28日までの14日間デッドクロス状態下で調整が続いているが、新高値銘柄が、新安値銘柄より多くなり、値上がり数が、値下がり数より増えてこないと、来年の年初も調整になってしまう可能性もある。

●2015年の回顧(振り返り)
今年の主役は中央銀行でアメリカのFRB、日銀、人民銀行は撹乱要因で、日本の株価への寄与度はECBのドラギ氏が一番高かった。

●大底圏での法則
今年は、海外投資家(順張り)が売って、個人の現金勘定(逆張り)が買っている場合は、全部で11週あったが、この様な場合が大底だった。

●ドル・円相場は動かず
今年は、円安になっていない。ドル・円相場の年平均は、121.07円でほとんど動いていない。

●期待外れの企業収益
今年11月に発表した大和、日興、野村証券の企業収益予想は、2015年度も2016年度も下方修正となっている。その為、ダウントレンドに入っている可能性がある。

●テクニカル指標から見た2015年相場
1月1日から12月28日までの平均は、日経平均 19,205円、日中変動幅 222.8円 日中変動幅の率 1.16% 売買代金 2兆5,524億円、新高値 96.9、新安値 29.3、空売り比率 34.0%、上層銘柄数 896、下落銘柄数 883、騰落レシオ 101.4%、PER 15.98倍。
2014年は、年間平均の日経平均は、15,400円で、PER 15倍だったので、年間は、約3,800円上がっている、そのうちPERで上がった分が1倍で、あとは増益分で計算すると年間平均で17%増益だったそうです。
来年は、企業業績は横ばいの可能性が高く、下手をすれば減益の可能性もあり、PERは16倍は行かないと思うし、円安も望めないので、年間平均で、日経平均2万円は望めない。

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