2017年6月6日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。
2013年から2017年までの5年間の年間の高値時の投資指標は、下記の通りです。
●2013年12月30日、日経平均株価16,291円、PER16.63倍、PBR1.50倍、ROE9.02%、配当利回り1.34%
●2014年12月8日、日経平均株価17,935円、PER16.82倍、PBR1.45倍、ROE8.62%、配当利回り1.35%
●2015年6月24日、日経平均株価20,868円、PER16.59倍、PBR1.42倍、ROE8.56%、配当利回り1.38%
●2016年12月20日、日経平均株価19,494円、PER16.63倍、PBR1.37倍、ROE8.24%、配当利回り1.55%
●2017年6月2日、日経平均株価20,177円、PER14.39倍、PBR1.29倍、ROE8.96%、配当利回り1.77%
過去5年間の年間の高値時の投資指標を見ると、PBR(株価純資産倍率)、ROE(株主資本利益率)、配当利回りなどの水準は、違っていますが、PER(株価収益率)は、全て16倍の後半になっていて、今のPER14.39倍が、2ヶ月から3ヶ月の間に、16倍台の方に行かないとすれば、行かない理由を考える必要があるそうで、それは例えば、またデフレに逆戻りしてしまうとか、今出ている企業収益予想が間違っているなどの事だそうです。
もしそうでなければ、12月までには、16倍は行くと考えられるそうで、2013年から2016年までは、間違いなくPER16.5倍は超えているので、今の水準は2倍も下で、この2倍下と言う意味は、2年分の利益で、2,800円日経平均株価が割安だと言う意味だそうです。
その為、夏位までには、PER15.5倍にはなると考えられるので、そうすると、1,400円は日経平均株価が上がると思われますが、これが夏までに達成できなかった場合は、現在出ているEPS(1株当たり純利益)の見通しに間違いがあるとしか考えようがないとの事でした。
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