2017年12月16日のマーケット・アナライズplus+で、大和証券投資戦略部 シニアテクニカルアナリストの佐藤光さんが、下記の内容について話されてました。
1月の相場は、ジャスダックなどの新興市場が上がりやすいですが、株式市場全体としても、1月の株価は、上昇する事が多いそうで、もし、1月に株価が上がった場合に、慌てて売らない方が良いそうです。
その理由は、1月に日経平均株価が、前年高値更新なら、その後4月から6月(春)にむけても、更に、株価が上昇する事が多いとの事です。
1月に株価が上昇したところで、売るのも1つの戦略ですが、中期的に考えると、春まで待つと、更に利益が出せる可能性が高くなるそうです。つまり、12月に仕入れた株は、春まで売るのを待った方が良い場合が多いとの事です。
尚、1月中に日経平均株価が、前年高値を更新した年の株式市場は、下記の14年です。
●1980年の前年高値は6,590円で、1月高値が6,776円で、4-6月の高値が6,904円で、1月高値からの騰落率は、1.9%
●1981年の前年高値は7,188円で、1月高値が7,315円で、4-6月の高値が7,867円で、1月高値からの騰落率は、7.5%
●1983年の前年高値は8,026円で、1月高値が8,210円で、4-6月の高値が8,900円で、1月高値からの騰落率は、8.4%
●1984年の前年高値は9,893円で、1月高値が1万235円で、4-6月の高値が1万1,190円で、1月高値からの騰落率は、9.3%
●1985年の前年高値は1万1,577円で、1月高値が1万1,992円で、4-6月の高値が1万2,923円で、1月高値からの騰落率は、7.8%
●1986年の前年高値は1万3,128円で、1月高値が1万3,136円で、4-6月の高値が1万7,654円で、1月高値からの騰落率は、34.4%
●1987年の前年高値は1万8,936円で、1月高値が2万48円で、4-6月の高値が2万5,929円で、1月高値からの騰落率は、29.3%
●1989年の前年高値は3万159円で、1月高値が3万1,679円で、4-6月の高値が3万4,266円で、1月高値からの騰落率は、8.2%
●1996年の前年高値は2万11円で、1月高値が2万812円で、4-6月の高値が2万2,666円で、1月高値からの騰落率は、8.9%
●2000年の前年高値は1万8,934円で、1月高値が1万9,539円で、4-6月の高値が2万833円で、1月高値からの騰落率は、6.6%
●2006年の前年高値は1万6,344円で、1月高値が1万6,649円で、4-6月の高値が1万7,563円で、1月高値からの騰落率は、5.5%
●2010年の前年高値は1万639円で、1月高値が1万982円で、4-6月の高値が1万1,339円で、1月高値からの騰落率は、3.3%
●2013年の前年高値は1万395円で、1月高値が1万1,138円で、4-6月の高値が1万5,627円で、1月高値からの騰落率は、40.3%
●2017年の前年高値は1万9,494円で、1月高値が1万9,594円で、4-6月の高値が2万230円で、1月高値からの騰落率は、3.2%
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