高配当利回り株の苦悩 日経モーニングプラス

2019年8月23日の日経モーニングプラスで、BSテレ東解説委員の豊嶋広さんが、下記の内容について話されていました。

配当利回り(配当利回り%=配当(円)÷株価(円))は、株価で割って算出するものですが、東証一部全体の平均を見てみると、8月22日時点では2.15%と、長期で見ると、2012年と同じ位の高い位置で推移しています。

最近の様に、荒れた相場では、配当利回りの高い銘柄を狙えと言うのが基本の一つとも考えられ、チャンスもある様です。

現在配当利回り5%を上回る銘柄は、東証一部には105銘柄あるそうですが、その中の上位の企業が下記の5社です。

■東証一部の配当利回り上位(製造業)
1.日産自動車 配当利回り6.02%、過去1年の高値からの下落率39.7%
2.キャノン 配当利回り5.81%、過去1年の高値からの下落率27.6%
3.三菱ガス化学 配当利回り5.77%、過去1年の高値からの下落率56.7%
4.日本カーボン 配当利回り5.63%、過去1年の高値からの下落率56.2%
5.三菱ケミカルHD 配当利回り5.56%、過去1年の高値からの下落率34.6%

日産自動車やキャノンなどは、高配当利回りの常連企業となっていますが、株価を過去1年の高値からの下落率を見ると、三菱ガス化学や、日本カーボンは、半値以下になっていて、他の銘柄を見ても、3割から4割下落しています。

つまり、高配当利回りの理由は、配当額が一定でも、分母に当たる株価が下がると、配当利回りは上がる事となるので、株価が下落した要因が大きいと考えられます。

個々の銘柄の株価が下落している要因は、業績の下方修正や、自動車関連の出荷が鈍っているなどの理由がある様で、グローバルな景気の減速感が出ている様ですが、もう一つの要因は、為替要因で、今の為替相場水準だと、大手輸出企業20社の営業利益を2500億円下押しする事となる様です。

企業に業績懸念があると言う事は、配当額が減ってしまう減配のリスクや、業績の下振れにより、株価が下落してしまう可能性もあるので、これらの事を頭の中に入れて、投資を行う必要があります。

この様な場面では、長期の投資家の買いが出てきてもおかしくはない状況の様ですが、今後の景気の動向がわからないと、なかなか買いが入ってこない様です。

業績の動向を見ると次のチャンスは、9月に入ってからとなるので、しばらくは、我慢の時期が続くと考えられるそうです。

日経モーニングプラス|BSテレ東



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