2017年6月9日の東京マーケットワイドで、大和証券 シニアテクニカルアナリストの佐藤光さんが、下記の内容について話されてました。
今年の5月24日に、東証一部の騰落レシオが160%を超える事がありましたが、その様な場面では、株価はその後堅調相場が続きやすいと言う事があるそうですが、ピークから2週間経ったので、1度は、株価の堅調期間も終わってもおかしくない時期になっているそうです。しかし、この後も高値圏での持ち合いが続く可能性もあるとの事です。
2016年12月15日に騰落レシオが165%を付けた時は、2017年1月5日に株価は当面の高値を付けたそうで、その後、1月18日までに日経平均株価は、1,000円位下げましたが、その後は、値を保っていて、2017年3月2日に再び高値を更新しました。
つまり、騰落レシオは、12月にピークを付けた後、騰落レシオは、その後低下しますが、株価は比較的高値をキープしていたそうで、その時の下値幅も限定されていた様です。
1970年以降で騰落レシオが160%を超えた場面は、全部で5回しかないそうで、5回に共通した動きは、騰落レシオが160%を超えた後で、2週間から1ヶ月位で、株価は当面の高値を付けますが、その後株価が一度は押しますが、日経平均株価の13週移動平均線程度で下げ止まっているそうで、その後、2ヶ月から3ヶ月後に向けて、株価はもう一度高値を更新していたそうです。
この様な過去の状況を考えると、一度株価が押した場面があったとしても、今の日経平均株価の13週移動平均線は、19,300円なので、下値は、このあたりまでと考えられ、7月から8月にかけて、株価はもう一度高値を更新するのではないかと考えられるそうです。
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